東海道五十三次・・・

  今年になって時々一緒に歩き遍路している御仁は、
 「来年、春先から五十三次を歩きたい」と言って着々と準備に励んでいる。私も興味がないわけでもないのだけど、ちょっと歩くとなあ・・・と、気にかけていたら、パナソニックのエボルタの例のイベントが、充電式エボルタの発売を記念して 今度は 「東海道五十三次 を歩く」と題して、大八車を引いたエボルタを歩かせるイベントを決行している。

 最初webで見つけ、初日9月23日の日本橋出発から興味深く見ている。
こういうイベントを見るとき、最近は便利になったもので、ustreamというお手軽に生放送できる物がでてきて・・・ご多分にもれずこの「五十三次」も生で、朝出発から終了まで中継している。

  
 エボルタロボットの東海道五十三次のホームページはこちら
 生中継は、こちら⇒ エボルタロボットの五十三次

 仕組みは、身長17cmのエボルタロボットの前を、赤外線の誘導機をかわいいエボルタシスターズという女の子が押して歩き、そのあとをロボットが自力で追う・・という代物で・・ということは実際のところ、人間が五十三次を歩くということになるから、私としては興味深く見ている次第。
 とうのは、まあ歩くことはないと思うけど、ひょっとしてその気になった時の参考に・・と、へへへ。

 なにせロボットを引き連れて歩くわけだから、60日ぐらいかかると主催者側は見ているみたい。すでに一週間以上たってるけど、昨日、一昨日は雨で中止になってるし・・・。今日は、さっき権太坂越えて・・・戸塚宿どまりみたい・・・

 まあ、どちらにしても面白い企画なのでずっと追ってみようと思っている。

 

雷雨・・

 久しぶりの雷雨。
夜が明ける前から、ゴロゴロと腹に響くような音がしていて、今朝は祭日にもかかわらずごみの収集日だったので6時前に起きだして、外に出ると薄明るいのに空は真っ黒。ごみ出しの準備に再び家に入ろうとした途端、地を裂くような雷鳴とともにたたきつけるような土砂降りに一瞬の間になった。豪雨である。
 あまりの突然の雨にポカンと、出そうとしていたごみ部袋を横目にしばらく空を眺めてしまった。豪雨が小ぶりになるまで約一時間・・・・することもなく外を眺めていたのだけれど・・最近ボーっとして外を眺めることもなかったので・・なんとなくゆったりとした気持ちになった。雨の降るさまを眺めるというのは、なんとなく安らぐ・・。

 日ごろあまりテレビのドラマは見ないのだが、今年になって竜馬伝は欠かさず見ている。それと先週、最終回だった 「GM-踊れドクター」 は私にしては珍しく、初回から最終回まで見てしまい、日曜日は竜馬伝から踊れドクターのハシゴが決まっていた。
 東山紀之の軽妙さと個性あるレギュラー陣の絡みも面白かったのだけど、それより何より 「総合診療科」という設定に、興味と面白さにひかれてずっと見ていた。リンパ腫の病名も出てきてたし・・・。
 最終回は、クールを終わらせる必要性か性急な筋書きでいただけなかったが・・・・。

 私などは、ずっと総合病院にかかり、かかりつけの医者がいたにもかかわらず、結局リンパ腫だとわかった時には、ほぼ手遅れ状態だった。この番組のように 総合的見る科があり優秀な医者がいれば、もっと早い段階で分かっていたのではないか?という思いは、移植前からずっと思っている。といっても、病院のレベルにもよるが・・・。

 これ、続編作らないのかなあ?・・

 

いつのまにか・・

 いつのまにか58歳になってました。
 誕生日というのは、病気を抱えていると一つの目標でもあり近づくのを心待ちとはいかないものの、ずいぶん意識して生活している。しかしまじかになるとどういうわけかコロッと忘れてしまうことが多く、過ぎ去ってしまって・・ああ、誕生日だったんだ・・と気がつくことが多い。不思議なものです。。
 
 先日も、病院で会った同じような病気で闘病している知人と誕生日の話になって
「△△さん、もう60になったんですか?」と聞いたら
「あとひと月・・」とニヤリ。
「いいですねえ、もう少しですね・・・はや、そんな歳になられましたか・・」と私
「年金もらいだすまでは、生きとかんとなあ・・・1回でももらわんと・・ねえ」と△△さんは力強くいった。
 確かに、私もそう思っている。50代で大病した人の大半はそう思って闘病しているだろう・・。
 
 私は、あと2年あるが・・・・来年の夏には、最初のリンパ腫を発症して10年になる・・。

戦友

  昨日、定期診察。少し涼しくなったから病院通いも気分的に楽。
お決まりの血液検査後、診察。
大きく変動した項目もなく、
「そろそろ、歩きに出てもいいでしょうか?」と聞いてみる。
「適度な運動も必要だからねえ・・・・・。でも、程度を考えて・・・ね。」と担当医は苦笑い。なんてことを話していたら、データをもらって帰ってくるのを忘れてしまった。
・・・まあまあの時は、得てしてこんなもん・・・・

診察を終え、ここでの闘病中以来の知人と話していたら、○○さんと声をかけられた。声の方を見ると、なんとGさんである。
「Gさん、ひさしぶり!」と自分でも思ってもないほどの大声が出た
「元気?」「元気そうやなあ」とお互いニコニコ顔で再会を喜んだ。
Gさんとは、4年近く会ってなくて・・お互い風の便りでは元気だ!という話を耳にするも、実際長い間あってなかったから、現実に会ったら途端に嬉しくなってしまった。

Gさんと私は、ほぼ1年近く同じ病棟で、時には隣のベッド同士で幹細胞移植に向けて、励ましあって闘病してきた仲である。幸いにもお互い成功してここまで生き抜いてきている。顔を見ると何とも言えない嬉しい感情がこみあげてくる。

 「○○さん、残っているのは僕と○○さんぐらいみたいですよ・・・」とGさんも嬉しそうに言う。当時移植して生き抜いている人は、数少ないと私も風のうわさに、聞いている。

 彼は、予約している骨髄穿刺まで、あまり時間がないから、と次の再会を約束して行ってしまった。立ち去る前に、写真を撮る。

「写真は、無菌室にいるときに○○さんに撮ってもらって以来だなあ・・・」とGさんは笑いながら言った。

 お互い移植後実際6年経過したんだねえ・・嬉しい限り。。

 Gさんについてはこちら⇒ 病棟のお友達

世界リンパ腫啓発デー

今日 9月15日は、「世界リンパ腫啓発デー」らしい・・・
そんな日があるとは、全然知りませんでした・・・白血病から比べれば、世間一般の認識度が著しく低いリンパ腫なので、あまりそういうことに気をとめてなかったのですが・・・ひょんなことから、今日がそういう日だと知りました。
 
 大阪がん医療の向上をめざす会 のホームページのイベントのところに この告知があり驚いた次第。詳細はこちら http://www.mezasukai.info/event/4205.html

 リンパ腫連合( Lymphoma Coalition 本部:カナダ)HPの世界リンパ腫啓発デーのページはhttp://www.lymphomacoalition.org/world-lymphoma-awareness-day

 このページよると 今日で発足して7回目になるとか・・・

 国際的な組織があったとは、勉強不足でした・・・