なんてこった!・・・

中外製薬の関連記事から・・・
その後、ドキッとする記事を見つけ 口あんぐり・・・なんてこった!
 読売新聞の記事
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/
iryou_news/20060620ik03.htm

中外製薬、貧血薬など89万本回収
原料培養に米国産牛の血清
 厚生労働省は19日、中外製薬(東京)が製造販売する貧血薬などの原料を培養する過程で、BSE(牛海綿状脳症)問題を受けて使用が禁止されている米国産牛の血清が使用されていたと発表した。
 同社は、約89万本の医薬品の自主回収を始めた。
 回収対象は、貧血薬「エポジン注」約53万本と、赤血球や白血球などを作るもとになる細胞を増やす作用のある「ノイトロジン注」約36万本。
 厚労省は、2003年12月に米国でBSEが発生したことを受け、04年10月以降は医薬品の原料に米国産牛の使用を禁止した。ところが、中外製薬の両剤は原料培養のため、米国産牛の胎児の血清を使っていた。同月より前に製造された原料が製品化され、流通したとみられるという。
 厚労省では「原料の培養に使ったもので最終製品には影響がないこと、BSEの病原体が蓄積されていない胎児の血清を使っていることから、使用した人の健康への影響はないとみられる」としている。
(2006年6月20日 読売新聞)

この記事を 読むと 2004年10月以降 『原料に米国産牛の使用を禁止した』ということですが、それまでは、どうだったのだろうか?というと、たぶん この記事から推測すると 米国産の牛を使ってたんだろうなあ と思えるよね。とすると、私などはその真っ只中だったから、後から出てきたこのニュース記事を読んで 、笑ってしまいました。口あんぐり・・。
 こういうのは、最初出てくる記事だけで、判断するのは早計過ぎたかもしれないなあ・・・。
 もう体の中で 消化してしまったんだろうなあ・・
 

一抹の危惧・・・

やはり、というか・・・ずっと以前から一抹の危惧を抱いていたことが 起きたみたい・・
 今日のyahooのニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000009-jij-pol

米国牛原料の注射剤、誤って出荷=中外製薬が90万本回収へ-厚生労働省
 厚生労働省は19日、中外製薬が製造販売している注射剤に、米国産牛を原料とする製品が混入していたと発表した。同省は「健康被害を生じるリスクは極めて低い」としている。中外製薬は同日までに、90万本の自主回収に着手した。
 同省によると、注射剤は腎臓透析に使われる「エポジン」と、化学療法に使われる「ノイトロジン」。
 2つとも遺伝子組み換え製品で、原料の培養過程で子牛の血清を使っている。通常、豪州産牛を原料としているが、出荷管理の不手際で、誤って米国産を原料にした製品が出荷されていたという。 
(時事通信) – 6月20日2時1分更新

という記事なんだけれど
 この 化学療法に使われる薬というのが・・・。抗がん剤を使った後、骨髄抑制が起こり白血球が減少するから、白血球を増やすために打つ薬で、私の記憶では、G-CSF 通称グラン と呼んでいたように思うのだけど・・
リツキサンにしても牛の脾臓から作っているらしいから・・・
当時 主治医と
「リンパ腫で死ぬより、BSEで死ぬ方が早いかもしれませんね・・・」
なんて冗談で 話をしたことを思い出した。
厚生省が「健康被害を生じるリスクは極めて低い」としている と言っても
今使っている人は、気が気じゃないだろうな・・・
こういうニュースというのは、病気を抱えているものにとっては嫌だねえ。。