天気が悪かったけど

「延命水」以来、暑いし面倒くさくなって、その上 新盆 ということもあって、外へは出てなかったのだが・・
 一昨日、かみさんの義父に道でバッタリ会ったところ
 「もうそろそろ、遍路いくんか?」
 と言われてしまい、ドキリ。
 「そうですね、そろそろ涼しくなってくるし・・・9月中には何とか・・」
 と しどろもどろに答える。
 ・・うーん、そろそろ 行かんといかんか・・
 と、最近の横着さを反省。。
 まあ、それでというわけではないけど、昨日 天気が悪かったけど
 「下灘駅」へ 行って来た。
 近くではないのだけれど、同じ県内にある この比較的有名な駅 には以前から行ってみたかったのである。
 かの「寅さん」がこのベンチで昼寝し、青春18切符のポスターにもたびたび登場するという無人駅。。
 本来 夕日が綺麗な駅であるから、天気のいい日にいくべきなのだけれど・・なにせ、日ごろぐうたらしているわが身としては、晴天の日に行くのはどうも少し気が引け・・・なあんて。。



天気は悪かったけれど、風がなかったので、ベンチでごろっとよこになったり、座ったり、しばらくの間何も考えずボーッとして帰ってきました。

目薬が切れかかり、眼科へ。
鏡を覗くと右目のまぶたがどろーっと下がっているように見え、右の指で触るとゴムのように伸びる。やはり帯状疱疹以後、肉というか皮の張りがなく、指でつまむと面白いように変形して伸びる。まあそれゆえ垂れ下がるともいえるのだが。
だから 本人には 右目があきづらいように感じるし、その上おぼろこしいのだけれど、医者から見ると別に変でもないとのことで・・・
 それより 左目のほうがずーっと炎症があり、あまり改善されてないから、そちらのほうが・・・・と言う。
そういわれても、右目のほうが気になってしょうがないのであるが、傍から客観的に見ると、見方がこれほど違うのかと私としてはきょとんとしてしまい、医者の説明を聞くのみ・・。
それでも結局、目薬をもらって帰ってくるしか、ないのではあるが。。

定期診察

昨日、定期診察。
久しぶりにCTを 撮るということで、いつもより早めに家を出る。
腎臓の数値が良くないので、造影剤なしの撮影。
CTは 1年ぶりみたい・・・
もっと撮影してるようなきがするんだけど所見を見ると、どうもそのようで・・・PETから半年振り・・
・・縦隔に2cmほどのリンパ節の腫大は依然としてあり・・
「グレーの域からは、抜け出せてないね・・・まあ、変化はないから 白に近いグレーではあるのだけれど。。」
 と担当医の見解も変わらず・・
 撮影するたび しっくりとはこないものの、この状態がわたしにはベストなのかもしれない。

▲血液検査の結果
 白血球 9200 HGB 13.2 PLT 22.3
CRE 1.5 BUN 19 UA 6.3
SIL-2R 1274
腫瘍マーカーは 依然として高い・・・・
■ 先月の診察以来 高血圧の薬を飲み始めている。
 ニューロタン錠 という薬
 結構効いてて 家で計ると 130の95ぐらいまで下がってる。
今回も 例のごとく診察前に 温泉へ寄って大学病院へ行ったのであるが、そこの備え付けの血圧測定器で計ると 120の75であった。
 ところが 担当医が計るとなんと 155の110と 先月の数値とまったく同じ
 「えらい、高いね・・・効果ないのかなあ・・」とちょっと疑い深いまなざしなので
「いえ、ちゃんと飲んでますよ・・家で計ると 130の95ぐらいですよ」と必死で言う。
 ・・まさか、ここに来る前 温泉で計った・・とは言いにくいしなあ・・・
「じゃあ、もう一月だけ このままで様子を見ますか・・」と担当医
 ・・実は先生 私は あがり症なので・・・かもしれない・・・と今度は 言おうか・・
などと考えながら、私も首をかしげながら帰ってきた。

送り火

送り火 という言葉があるが、このあたりでは 明確な送り火をしているのを見たこともなく・・送り火に関する習慣はどうも確立はされてなさそうで。。
 去年のクリスマスにいただいたartflowerがいまだに店頭を飾っており、なぜかというと 気に入ってるから・・・当たり前か・・
 でそれには、当然クリスマスのときに頂いた物だから、真ん中に大きなろうそくがアレンジされている。
 なんか妙にそれに火をつけたくなり、昨日からそのろうそくに火をともそうとしたのだけど、なかなかつかない。
 「おい、これろうそくか?」とかみさんに聞くも
 「そうよ、まちがいないよ」というので、何回もつけようとするのだけれどつかない。よく見ると芯が極端に短い
 「これ芯が短いぞ・・・」というと
 たまたまそこに入ってきた知人が
 「その芯の周りを溶かして芯を出せば?」というので
 それから1時間あまり悪戦苦闘するも なかなか芯が出てこず、さじを投げる。
 今日の昼、再び現れた知人、ろうそくをみながら
 「あれ?だめだったん?」
 「そう、なかなか出なくてねえ・・・これ難しいよ」と私。
 話を聞きながらろうそくを眺めていた知人、何を思ったかろうそくを持ち上げ、ひっくり返した。
 そしたらなんと
 「こっちが上、ほれ・・芯がある」
 「げっ」とそのひっくり返されたろうそくを見ると、なんとしっかりした芯が長くひょろひょろと出ている。
 私の驚くかおを見て、知人は 吹き出しそうになる口を押さえて、脱兎のごとく帰っていった。。
 今頃、げらげら笑ってんだろうなあ・・と思って かみさんの方をみるとかみさんも口を押さえて げらげらと笑ってる。
 ばつが悪いったら ありゃしない・・
 でそんなろうそくに火をつけてみました。

   あのままじゃあ 悔しいので、その知人にこの画像を送ると
  「素敵な送り火じゃないですか」 
 
    という気の利いた言葉
    「・・送り火か・・・」
 怠惰な息子に送ってもらいたかったのかね・・・
 芯出るまで1日かかって、ちょうど16日になったものなあ・・
 となると、上下さかさまを発見してくれた知人に感謝すべきか。。
 △ 一人で悦にいってろうそく眺めていたら、どうもけだるい。
  ちょっと体が汗ばんでいる。
 久しぶりに 熱が出てきたみたい。
 37度を越えてきたみたい。夏風邪か・・・
 いやだなあ・・
 
 ここんとこ、野暮用で忙しかったからか。。
  
 

迎え火

昨夕 6時ごろ、お墓で迎え火をたく。
かみさんと親戚3人と私の5人。
行く前あたりから 少し風が吹き出してきていた。
案の定、迎え火をおこすのに四苦八苦。
焙烙(ほうろく)」と呼ばれる素焼きの皿の上に、108本のオガラを 井型に積んでわらで火をつけるらしいのであるが、このオガラが軽いのでうまくつみあがらない。五段ぐらい積み上げたところで、折から吹く風とあいまってすぐ崩れていく・・・
 「これ・・ボンドかなんかでひっつけないと崩れてしまって、108本もできんなあ・・」と私。
 「こんなんだったら、最初からつんで固めたものを売ったらええのに・・」とかみさん。
 これは 迎え火セット ととして仏具屋に売ってたものを 買ってきたのである・・。
 「それ、1本ずつ積み上げるから・・前部積み上げてみろ 4.50センチにはなるぞ、そななことできまいや?束で重ねたらえんじゃ」
 と見かねたかみさんの義父。
 なるほど・・亀の甲より年の功・・・
というわけで 4.5本の束で積んでいく。
それでも風で すぐ崩れそうになる。それでも何とか積み上げたオガラは、井型とは程遠い格好に・・・
 「ええやんええやん、しゃあないしゃあない・・それらしく見えればええ」
と わらで火をつけ 竹をくべる。
 竹が ポンとはじければ いいのだそうだが・・・
 プシュッという ひねた音が最初に出たまま・・で、ポンと言う威勢の好い音は出ないまま オガラは燃え尽きてしまった。
 ---まあ、親父らしいわ、ハスに構える人だったからなあ --
 と苦笑い。このセットには、竹がはじけない場合は、手を2度たたいてくれ と書いてあったので、念のため 手を2度たたいて 「迎え火」 を 終える。
 「もっと大きい青竹を もってきてやらば良かったなあ・・ほしたら、勢いよう、鳴ったかもしれんのに・・」と義父。
 ・・ それを気にしてもらえるだけ、ありがたいことで ・・