めでたくも、というか 先日56歳の誕生日を迎えました。
49歳で発病して、再発、移植を経験して、当時は ここまで生きれるとは思ってみませんでしたから・・・一般的には、シニア近くなって年をとるというのは、あまり嬉しくないようですが、私の場合は 一つ一つ年をとるということ自体が嬉しくもあり、生きてることに感謝する日でもあるのです。
おまけの人生、また一年延びたなあ・・と
JR四国には、面白い切符があって、その名も 「バースデー切符」
誕生月に限り、JR四国全線 3日間 特急グリーン車乗り放題 というもの。まあ四国だから 狭いのは狭いのですが 第三セクターの くろしお鉄道も乗れる。料金は3日間で ¥10000
四国に住んでるのだけど、なかなか四国中のJR全線を乗ったことがなかったので、今回 これを利用して乗ることにした。
なぜ、そんな気になったのか?というと、知人がなんと 「青春18切符」各駅停車の鈍行で四国一周してきたから、こちらはちょっと早周りで周ってみようか・・と。
当初は3日間すべて乗ることにしていたのだが、中日に仕事が入ったので、初日と最終日だけになってしまった。
すべて日帰り。
「バースデー切符」なんだけれど、自分で買わないといけないからなんともいえないところ・・・
朝、出がけに かみさんに
「ちょっと、風呂いりに行ってくる・・」と言って出かけた。
「こんなに朝早く?どこの風呂?」と言うから
「松丸」
「?」
「南予の・・・」と言うと、かみさんは ポカン としていた。
予土線、高知県の窪川から 四万十川に沿って 愛媛県の 宇和島 まで走っている線の 宇和島よりに 「松丸」 という駅がありそこの駅舎に温泉があるのである。
そこの風呂に 入りに いこうとういうのである。
家からは 予讃線で宇和島、そこで予土線に乗り換える。
JRの距離では 約250キロ
朝一の特急「いしづち1号」は全車自由席。宇和島には 9時半前に到着。
これから 予土線に乗り換え。
松丸まで20キロそこそこなんだけど、予土線は各駅しか走ってないから、1時間ほどかかる。
意外と乗客が多いので少しびっくり。
<続く>
時・・
所用があって 役所の支所へ。
通路で 昔からの知り合いの職員とばったり。
「どう・・調子・・よさそうに見えるけど・・」と私の顔を覗き込むので、
「まあまあですけど・・・。○○さんこそ、元に戻って・・顔ふっくらして・・」と答える。
この人は、私より少し前に 他のがんだけど 手術している。
術後は ガリガリにやせて見るからにしんどそうで・・それが ついこの間ぐらいまで 体形はそのやせたままだった。。
「一昨年の秋ぐらいから、体形が戻りだしてなあ・・・今年で 手術して7年目だから・・やっぱり5年越えて 急に良くなった気がするよ」
と うれしそうに言うのである。確かに 大分太って 顔なんかの丸みは 病気する前に完全に戻っている。
「やっぱり 5年はかかりますかねえ・・」と私
「日にち薬だね。なんにもなければ・・・の話だけど」と 少し言葉を選んだのか、間を空けて私に言う。
結局 時が解決することなのだが、この時の流れを待つというのが、私のように たたわしい人間には苦痛でもある。。
天気が悪かったけど
「延命水」以来、暑いし面倒くさくなって、その上 新盆 ということもあって、外へは出てなかったのだが・・
一昨日、かみさんの義父に道でバッタリ会ったところ
「もうそろそろ、遍路いくんか?」
と言われてしまい、ドキリ。
「そうですね、そろそろ涼しくなってくるし・・・9月中には何とか・・」
と しどろもどろに答える。
・・うーん、そろそろ 行かんといかんか・・
と、最近の横着さを反省。。
まあ、それでというわけではないけど、昨日 天気が悪かったけど
「下灘駅」へ 行って来た。
近くではないのだけれど、同じ県内にある この比較的有名な駅 には以前から行ってみたかったのである。
かの「寅さん」がこのベンチで昼寝し、青春18切符のポスターにもたびたび登場するという無人駅。。
本来 夕日が綺麗な駅であるから、天気のいい日にいくべきなのだけれど・・なにせ、日ごろぐうたらしているわが身としては、晴天の日に行くのはどうも少し気が引け・・・なあんて。。
天気は悪かったけれど、風がなかったので、ベンチでごろっとよこになったり、座ったり、しばらくの間何も考えずボーッとして帰ってきました。
目
目薬が切れかかり、眼科へ。
鏡を覗くと右目のまぶたがどろーっと下がっているように見え、右の指で触るとゴムのように伸びる。やはり帯状疱疹以後、肉というか皮の張りがなく、指でつまむと面白いように変形して伸びる。まあそれゆえ垂れ下がるともいえるのだが。
だから 本人には 右目があきづらいように感じるし、その上おぼろこしいのだけれど、医者から見ると別に変でもないとのことで・・・
それより 左目のほうがずーっと炎症があり、あまり改善されてないから、そちらのほうが・・・・と言う。
そういわれても、右目のほうが気になってしょうがないのであるが、傍から客観的に見ると、見方がこれほど違うのかと私としてはきょとんとしてしまい、医者の説明を聞くのみ・・。
それでも結局、目薬をもらって帰ってくるしか、ないのではあるが。。
定期診察
昨日、定期診察。
久しぶりにCTを 撮るということで、いつもより早めに家を出る。
腎臓の数値が良くないので、造影剤なしの撮影。
CTは 1年ぶりみたい・・・
もっと撮影してるようなきがするんだけど所見を見ると、どうもそのようで・・・PETから半年振り・・
・・縦隔に2cmほどのリンパ節の腫大は依然としてあり・・
「グレーの域からは、抜け出せてないね・・・まあ、変化はないから 白に近いグレーではあるのだけれど。。」
と担当医の見解も変わらず・・
撮影するたび しっくりとはこないものの、この状態がわたしにはベストなのかもしれない。
▲血液検査の結果
白血球 9200 HGB 13.2 PLT 22.3
CRE 1.5 BUN 19 UA 6.3
SIL-2R 1274
腫瘍マーカーは 依然として高い・・・・
■ 先月の診察以来 高血圧の薬を飲み始めている。
ニューロタン錠 という薬
結構効いてて 家で計ると 130の95ぐらいまで下がってる。
今回も 例のごとく診察前に 温泉へ寄って大学病院へ行ったのであるが、そこの備え付けの血圧測定器で計ると 120の75であった。
ところが 担当医が計るとなんと 155の110と 先月の数値とまったく同じ
「えらい、高いね・・・効果ないのかなあ・・」とちょっと疑い深いまなざしなので
「いえ、ちゃんと飲んでますよ・・家で計ると 130の95ぐらいですよ」と必死で言う。
・・まさか、ここに来る前 温泉で計った・・とは言いにくいしなあ・・・
「じゃあ、もう一月だけ このままで様子を見ますか・・」と担当医
・・実は先生 私は あがり症なので・・・かもしれない・・・と今度は 言おうか・・
などと考えながら、私も首をかしげながら帰ってきた。