59歳

 運転免許の更新が、よほど気なって今まで負担だったのか・・・できて ほっとしたのか、ブログからひと月ほど遠のいてしまった・・。ひと月も、空いてしまったのはちょっと記憶にないなあ・・。

 9月中に59歳になりました。リンパ腫になって治療して、すぐ再発して幹細胞移植するときには、とても60歳までは生きれないだろうと覚悟してましたが・・もうすぐ60歳目前まで来ました。何とも言えない灌漑があります。健康な人には歳をとることに喜びを感じるのは不思議なことかもわかりませんが・・。この調子だと 当初の目標であった60歳を迎えられるような気がしてきました。
 感謝 感謝です。

9月の定期検査は、いつものごとく白血球高めの現状維持。
クレアチニンと尿酸値が高く、新薬のフェブリク錠からユリノームに戻すことになり、様子見。

眼の方も変わらず。

歳をとるごとに、大きな変化はなくなりつつあるのかもしれません・・。

右目の話

  ついにやってきた運転免許の更新。
5年更新の日が来月にやってきて、更新の案内のはがきがついにやってきた。
眼の健常な人には、なーんだ!と思うかもしれないが、右目の視力が極端に落ち緑内障と白内障を抱えている私には、ここ2.3年でも最も憂鬱で不安な事柄で、今年は更新できないかもしれないという危惧を抱いていたので、誕生日にはまだだいぶ間があったのだが早速、警察署へ行ってきた。
 大学病院の医師は、
「更新の規定の視力は矯正視力でクリアしているから、ちゃんとメガネを合わせていけば、大丈夫だと思うけど・・・。」と言ってくれてはいたのだけど・・・。

 実際、免許の更新ができなければ不便極まりないので・・・。

 結局、更新時の視力検査は、医師が言ったとおり きちっとメガネを合わせたので何とか右目もOKがでて、万々歳。
 ここ2.3年の胸のつかえが取れたようでほっとした。
 やれやれ。。

定期診察

 8月11日木、定期診察に行ってきた。

 PETCT 気管支の左右のリンパ節の腫れが、前回の時よりだいぶ強く光っているので、少し腫れが大きくなっているのではないか?ということだった。
 これが再びリンパ腫が再発しかかっているのかどうかは、まだグレー。ということで、より注意深く見ていく必要があるということであった。
 またこの腫れは、サルコイドーシスの可能性がないわけでもない、ということなのだけど、血液データの数値には表れてないから・・・??
「どっちにしても、依然としてすっきりはしないけどねえ・・・」と担当医。
 腫瘍マーカーも、ずっと1000を超えているので、あてにならないとはいえ?? というところはあるみたいで、毎回すっきりとはしない。
 結局、注意深く様子を見ていくしかないということであった。

 尿酸値は、再び11.3の大台。フェブリク錠 半錠では全然効果なしで、1錠ずつに増量。
▲血液検査の結果
 白血球 10100 cre 1.59 bun 27

 ☆眼科の方は、あまり変化がなかった。

 
◎ ところで、例年行ってきた 特定疾患の更新を今回は取りやめた。
保険所から恒例のごとく6月に更新手続きの書類が送られてきてたのだが、今年は眼科も大学病院に移ったので、更新を自分ではやめるつもりで書類も出さずにほおっていたら、今週の月曜日に、保険所から手続きをしてないみたいですが?と電話がかかってきたので これこれしかじかと説明したが
 「とりあえず大学病院に話して、受療医療機関に加えてもらってそれから担当の医師に問診票を書いてもらうように言ってみてください」と言われた。

 しかし、悪性リンパ腫で治療しているのに、サルコイドーシスの特定疾患の受療医療機関登録など、普通に考えてできるわけはない。サルコイドーシスのデータもないし、そもそも 今の大学病院で移植するときに こちらからサルコイドーシスがあるからと言ったら、それがあると治療方法を変えないといけないかもしれないからと検査したんだけど、なかった事実があるので、言っても気まずくなるだけなので話したくはなかったのだが・・・・。
 仕方なく診察の時に内科と眼科に言ったら、それは書けない と案の定断られた。
 それを 電話で保険所に伝えたら
「これはどうしても申請しなければいけないというものではなくて・・・・」なんてことをぬかしやがる。役人は自分の職責を果たせばいいわけで、こっちの気なんか関係ない。で、結局更新はやめた。

 大体 サルコイドーシスという認定を下した医者は、当時今まで私が行ってた病院にいた医者なのだが、血液データ上で微妙な段階で彼はサルコイドーシスを認定したのである。もう17.8年前のことです。当時私は 仕事がむちゃくちゃ忙しくて、本来このサルコイドーシスを確定するには肺かどこかの細胞を採って調べないといけないので、この病院の系列の大学病院で検査しないといけないのだが2.3日入院しないといけないし、多少危険なところもあると言われたので、それはしたくないと断ったら、この医者は良かれと思って、サルコイドーシスと認定したのである。まさか、医者は私が そののち悪性リンパ腫なんかになるとは思ってなかったろうから、安直に考えたのかもしれない。結局それが、いままでずーと尾を引いて 大学病院まで行っても気まずい思いをせねばならなくなっているわけ。

 大学病院の患者仲間は
「特定疾患というのは、一生治らない病気のことだろう? それが更新なんていうことがあるの?」
 と不思議そうに言ったのだが、確かに本来はその通りのはずなのだが・・・現実は、毎年更新手続きがあり 安直な医者が安直につけた病気の名前のせいで苦しむ私のような患者が出てくるのである。
 たぶんそういう状況に置かれて人は、私以外にも多々おられるのではないかと思うのだが・・・・。

 この病名を私に着けた医者は、付けて2.3年後 この町で開業医になっている。
 

 

PET CT

 先週の木曜日、8月4日 久しぶりのPET CT に病院へ行く。
11時からということだったのだが、高速の通勤割引を利用するためいつもどおりに家を出る。
 当然いつも通りの時間に着く・・・・・。だから目茶、待ち時間ができる・・・当然。

 無駄だとはわかってはいるけど、受付で言ってみる。
 「相当早いんだけど・・・」
「・・・・そうですねえ・・相当早いですねえ・・。この薬、予定通りにしか出ないから・・・申し訳ないですが、時間まで待ってもらわないといけないんですよ・・・」と気の毒そうに受付嬢。
「図書室でも言ってこられたらどうですか?時間になったら呼びに行きますけど・・・」と親切に言ってくれる。
・・・そういや図書室ができたと剣山で会った人が言ってたことを思い出し
「いや、その時間に戻ってきますよ」と言って暇つぶしに図書室に寄ってみることにした。

図書室は「陽だまりの里」という名で、運営している。場所は病院のタリーズコーヒーの前。
行ってみると、オフィス風の部屋でちゃんと受付嬢もいて
「初めてですか?」と聞かれ、パンフレットと利用のしかたをざっと説明してくれる。医学専門書ばかりであるが、結構平易なものあり、その中から 眼に関するものを選んで読む。
 椅子も最近の図書館にあるような座り心地のよいもので、落ち着いて読める。
緑内障と白内障とぶどう膜炎の項を読み終えると、大体11時近くになったので、放射線科に行く。

 一年3カ月ぶりとはいえ、前回のことは歳のせいかうろ覚えになっており、
「前にもやってるから、大体のことはわかりますよね?」と看護師が言うが
「いやあ、ボケてきてるから・・・」と詳しく説明してもらう。。

 聞くうちに、ほんとだいぶ自分が結構忘れているのに気づく。あぶないねえ・・・・。
前回まで何回かPETCTをしたのだけど、検査薬の被ばく量など全然気にしなかったのだけど、2~3ミリシーベルトあると少しドキッとする・・・。

 検査は前回と同じく3時間弱で終わり帰ってきた。

 検査結果は定期診察の時に聞くことになる。。

定期診察

 昨日、7月14日(木)定期診察。
 前回より少しクレアチニンの数値が上がっていたみたいで・・・、
 ・・・何故?上がったか? は大体わかってんだけど・・ねえ・・・

「尿酸値は、いいんだけどねえ・・・腎臓がねえ・・」と担当医。
「何か変わったことは?」と聞かれたけど、ふにゃふにゃ・・と答える。
 

「新薬でフェブリク錠というのがでたので、ちょっとユリノームをこれに変えてみましょう・・。」
ということで、ザイロリックより副作用がないらしいのでフェブリック錠に。

 14日分しか出せないということで、20mmを14日分 半錠にして毎日飲むということになった。
 自分で半分にして飲む、なーんてことは不器用な自分には出来そうもないので調剤薬局に頼んでしてもらった。

 ▲血液検査の結果
白血球 10400 cre 1.69 bun 27 尿酸値 5.6

 前回PETをして 1年余り経過したので 8月に入ってすぐ検査することになった。

 眼科では、今日の目の調子が良かったのか、矯正視力で 右 0.8 左 1.0 という結果で自分でもびっくり。ただこれは眼を細めたり、ちょっと上目づかいで見たりとありとあらゆる手を使ってだから・・・。
 でも右は相当視野が狭くなってて白内障も進んでることから考えても、上出来も上出来の数値で、ここ数年のうちでは記憶にないくらいよく見えたというのは自分でも感じた。

「これなら、免許の書き換え、大丈夫ですよ!」と 眼科医に言われて、ウハウハ顔で帰ってきた。