定期診察

  11月18日(木)定期診察に大学病院へ。
ここんところ、定期診察に行く日は天気が悪い。晴れた記憶がないように思える。

いつものように、血液検査を終え、診察。
今年に入って、血管の浮き上がりが目に見えて薄くなり、だんだん血管を探すのに苦労しているみたいで・・・採るたびに痛い!。。

「腎臓の数値、今日はまあまあですね。」と担当医。
見ると、1.44.
「先生、珍しく 1.5切りましたね。」と喜ぶと
「まあ、このぐらいの数値をずーっと維持してくれると、年齢とともに衰えていくのを加味しても、何とか最後まで透析するまでに行かなくて済むだろうから・・・この調子で・・」と。

 後は大して変わらず、少し歩きの話になり
「25.6キロぐらいに抑えて、ぼちぼち歩いていますから・・」
「まあ、その程度ぐらいにしておく方がいいだろうねえ。」と。

 △この日、Gさんとバッタリ会う。というより彼の方が早めに来て待ってくれてたのではあるが・・。
 診察室を出てきたGさん
「来月はこんでええ!1月でええ!と言われたで。」と嬉しそう
「12月は先生が忙しいし、調子もええみたいやから1月・・と言われた」だそうで。。
「よかったなあ。。これで2カ月おきになるかも知れんでえ。。」と祝福。
Gさんも、移植して丸6年だから・・見るからに嬉しそうで・・私としては、ちと羨ましく・・

▲血液検査の結果
白血球 9100 CRE 1.44   BUN 20  尿酸 7.7

薬を倍に増やしたからか、尿酸値一気に改善。

まあこれで、安心して歩きに行けるけど・・ね。

定期診察

 昨日、定期診察。
年のせいか・・日ごろの鍛錬のなさなのか・・今頃歩きの疲れが出て、少々体がエライのであるが、この定期診察の結果でまた歩きに行くか?どうかの様子がわかるので・・。

白血球の高さは多少もどりつつあり、クレアチニンの数値も高いながら前回と変わらず、歩きの影響は特に見られなかったので、ホッとする。
 ただ尿酸値は、9.6とまたもや上昇。
「薬増やしますかなあ・・」と担当医
「けっこうな量の水分は採ってるつもりなんですがねえ・・・」というと
「白血球もずっと高め出し・・・今回は少し下がりましたけどね・・・」と担当医
「白血球が高いと、だいぶ影響するんですか?」
「ン?まあ・・白血球が高めということは血液の組織が壊れてるということだから・・やはりいろいろ影響してくる・・ね。。」ということで、尿酸値を抑える薬を増やしてもらって帰ってくる。

  今回は、診察室の中に医学生もいたので、ベッドに横になった時にお腹のヘルニアの話を少し・・・
 「手術で、お腹の筋肉が両側に離れて、中の腸が表面に出てきて・・こんなに膨れてるんだよ。触って確認してみて・・」と担当医が医学生に教えている。
 医学生は、そーっと触るんだけど・・・その仕草がおかしくて・・・・珠には、診察室でまじめくさった話をするより、笑いをかみ殺すというのもいいねえ。。

 まあ、とりあえず歩きの影響は、目に見えて出てこなかったから・・また、機会を見て行こう!

▲血液検査の結果
白血球 8500 CRE 1.58  尿酸値 9.6 BUN 28

右目

 目薬がなくなったので、眼科へ行く。
前回空いていたのは、何だったんだろうか?・・・。メチャ込んでる。

久しぶりに診察に来たと思われるおっさんが、ぶつくさ言っている。
「どうしたんや?これ?こなに込んでなかったろうが・・?前やか、いつ来てもガラガラやったやないか・・・どして・・・まだ待つんかよ!」
おっさんの隣に座ってたおばちゃんが
「あんたなあ、いつから来てなかったん?この四月からかわったんよ・・!月、水、木の三日だけ、それも半日しか診んようになったんよ、ほんで前からいた先生はこの水曜日にしかこんようになったけん、このありさまよ・・・、ほかの日はすいとるみたいやけど・・」とおっさんに。
「なんじゃそりゃ、。。前から知っとったら・・・・」
 他へいっとったのに・・・・と言いたかったのだろうが、それ以降の言葉も発せずあきらめ顔で診察室をみただけで、黙りこくってしまった。。

 2時間半待ちの3分診察。
 相も変わらず
「右目は、まだ炎症が少しありますねえ・・」と。毎回同じお言葉なので
「みぎめは、これ以上良くならないのでしょうか?」と問いかけると
「あるといっても、ほんのわずかですよ・・」とストーレートには返答せず。。

 まあ、たぶん良くなることはないのだろうけど・・・。
 目薬をもらって帰ってくる。。

いつのまにか・・

 いつのまにか58歳になってました。
 誕生日というのは、病気を抱えていると一つの目標でもあり近づくのを心待ちとはいかないものの、ずいぶん意識して生活している。しかしまじかになるとどういうわけかコロッと忘れてしまうことが多く、過ぎ去ってしまって・・ああ、誕生日だったんだ・・と気がつくことが多い。不思議なものです。。
 
 先日も、病院で会った同じような病気で闘病している知人と誕生日の話になって
「△△さん、もう60になったんですか?」と聞いたら
「あとひと月・・」とニヤリ。
「いいですねえ、もう少しですね・・・はや、そんな歳になられましたか・・」と私
「年金もらいだすまでは、生きとかんとなあ・・・1回でももらわんと・・ねえ」と△△さんは力強くいった。
 確かに、私もそう思っている。50代で大病した人の大半はそう思って闘病しているだろう・・。
 
 私は、あと2年あるが・・・・来年の夏には、最初のリンパ腫を発症して10年になる・・。

戦友

  昨日、定期診察。少し涼しくなったから病院通いも気分的に楽。
お決まりの血液検査後、診察。
大きく変動した項目もなく、
「そろそろ、歩きに出てもいいでしょうか?」と聞いてみる。
「適度な運動も必要だからねえ・・・・・。でも、程度を考えて・・・ね。」と担当医は苦笑い。なんてことを話していたら、データをもらって帰ってくるのを忘れてしまった。
・・・まあまあの時は、得てしてこんなもん・・・・

診察を終え、ここでの闘病中以来の知人と話していたら、○○さんと声をかけられた。声の方を見ると、なんとGさんである。
「Gさん、ひさしぶり!」と自分でも思ってもないほどの大声が出た
「元気?」「元気そうやなあ」とお互いニコニコ顔で再会を喜んだ。
Gさんとは、4年近く会ってなくて・・お互い風の便りでは元気だ!という話を耳にするも、実際長い間あってなかったから、現実に会ったら途端に嬉しくなってしまった。

Gさんと私は、ほぼ1年近く同じ病棟で、時には隣のベッド同士で幹細胞移植に向けて、励ましあって闘病してきた仲である。幸いにもお互い成功してここまで生き抜いてきている。顔を見ると何とも言えない嬉しい感情がこみあげてくる。

 「○○さん、残っているのは僕と○○さんぐらいみたいですよ・・・」とGさんも嬉しそうに言う。当時移植して生き抜いている人は、数少ないと私も風のうわさに、聞いている。

 彼は、予約している骨髄穿刺まで、あまり時間がないから、と次の再会を約束して行ってしまった。立ち去る前に、写真を撮る。

「写真は、無菌室にいるときに○○さんに撮ってもらって以来だなあ・・・」とGさんは笑いながら言った。

 お互い移植後実際6年経過したんだねえ・・嬉しい限り。。

 Gさんについてはこちら⇒ 病棟のお友達