眼の調子

 2月3月と定期診察は、とうとう電車とバスを乗りついで行く羽目になりました、
頼りだった左目の視力が落ち始め、車の運転はちょっと難しいだろうと感じるようになり、自粛して公共機関を利用することにしました。
 しかし都会と違ってi田舎は、公共交通機関は脆弱で、いざ自分が利用すことになってみると不便この上なしで・・・。

 前に移植の時に珠に気分転換をかねて高速バスを利用したことがありましたが、便数も少なくインターのバス停からタクシーを利用するしか足がなく、そのタクシーもバス停から電話で呼ぶのですが、運が悪いと20.30分も待たされることがあるので定期診察のような時間が決まっている時はとても利用できるものではないので、路線バスを利用することにしたのですが・・・これとて便数が多いとはいえず・・・。

 大学病院は松山市の近郊にあります。
家からは、電車で新居浜市に出て、それから路線バス。といっても路線バスなのに特急バスというのが松山まで出ているのでそれを利用します。電車で松山へ行ってそれから大学病院へ行くより時間的にも値段的にも安いからです。何故かというと電車は瀬戸内海に沿って走りますから、うんと遠回りになるからです。路線バスはほぼ高速沿いに走るから距離的には近い、ただ路線バスは時間がかかりますが・・・・この特急バスは、以前歩き遍路の時に横峰寺へ行くときにジョイント地点まで利用したことがあるので、ある程度要領がわかっていました。

 路線の特急バスは、新居浜駅を出て2.3カ所止まって 新居浜住友病院、西条済生会病院、西条駅前を経由して桜三里の峠を越えて大学病院、でこの次の停留所が願センター、それから松山市内に入っていくわけですが、大半の人が大学病院で降りてしまうので少しびっくりしました。運転できなくなって初めてバスを利用ぢている人も多いんだなあと感じましたし、公共交通機関のありがたさもわかりました。

 で診察の結果は
「もう悪性リンパ腫の方は、ほぼ大丈夫だと思いますが・・他の病気がねえ・・」と担当医。
脳外科の方は、様子見、腎臓内科も様子見。
 眼の方は
「どこまで良くなるかわからないけど、白内の手術しかないとは思うけど・・・」と相も変わらず言葉を濁す眼科医。
「でも日常生活に支障をきたしてるし、現に車の運転もできなくなってるので、白内の手術お願いします」とお願いして帰ってきた。

 帰りは西条から電車。男の二人連れのおへんろと乗り合わせる。東京からだそうで64番前神寺を打って西条駅まで歩いて来たそうで
「今日はどこまで?」と聞くと
「65番三角字、伊予三島で降りて」というので
「とても、とても5時までは無理ですよ!歩いてでしょう?」駅着くの3時半ぐらいでしょう?歩いて1時間半では無理でしょう」
「無理ですかねえ?6.7キロでしょう?」
「遍路道歩くつもりなんでしょう?結構きついですよ」
「でも、まあ一応行ってみます」
二人とも頭を見ると私より年配みたいだけど、結構歩きなれてる様子だったので
「じゃあ、頑張ってください。。お気をつけて」とわかれた。
二人の姿を見ると、「またいきたいないなあ」とお尻がむずむずしてきたのだが。lこんな眼の調子じゃあ・・・とてもとても。

▲血液検査の結果
白血球 10000 cre 1.47 尿酸5.8

左目も・・・

 左目もついに、霧の中状態になり、このブログを更新するのもやっとこさ・・・・というありさまになりました。
 1月の定期診察で、眼科にこの窮状を訴えたのですが
「白内障を手術するしかないですが・・・くっついてるし、炎症もあるから・・難しい手術になるからねえ」と言う。
「じゃあ、このまま進めば失明と言うこともあるのですか?」と問うと
「そこまでは今のところ考えてませんが・・・」とどうも歯切れが悪い。
「炎症が原因で白内障にも緑内障にもなっているわけですから。。」
「・・・・白内障の手術をしたら、炎症が起こって緑内障が進む・・と言うことですか?」
「その可能性が・・高いということです」

 とまあ、なかなか要領を得ない問答で・・・帰ってきた。

 今日のニュースで、「IPSで尿細管 京大チーム 腎臓再生へ一歩」と言う記事が配信されてましたが、無理だろうと言われてた腎臓再生ができれば・・いいなあ。

▲血液検査の結果はあまり大変わりがなかったけど・・・眼がなあ・・・・

 1週間ほど前。娘がメガネを作ってくれるというので、ショッピングセンターの中のメガネ屋に連れてってくれたのだが・・・。

 ずいぶん長い間メガネ屋に来たことがなかったので、視力測定の機械も様変わりしていて時の流れを感じたのだが
「長い間このメガネを使っているので・・・」というと、視力測定をしてみましょうといわれ、検査機器の前に座ったものの
「お客様、エラーが出てしまいまして・・・・どちらかの病院へ通われてますか?」と聞かれたので
「ええ、まあ・・・」と答えると
「旨く測れないので、今おかけのメガネを基に測らせていただいてよろしいでしょうか?」というので
「ええ、いいですよ」といってメガネを差し出すと、メガネのレンズの度数を測ってた様で
「では、とりあえずこれをおかけになって・・」と検眼用のメガネを渡され
「これ見えますか?」と検査機器のモニターの中の文字を指示されたのだが
「いえ見えにくいです」と答えると、次から次とモニターの中の文字を変えてって
「ああ、それなら読めます」というと
「申し訳ありません。今おかけになっているメガネですと両眼で0.3か0.4しか見えてないことになりますので、このメガネを基に作ることは当店ではできません。眼科で処方箋をもらっていただければ作ることができますが・・・・」と丁重に断られた。

がっかりはしたものの、やはりもうそのくらいしか実際は見えてないということがわかって納得はした。大学病院で計る視力は、最善の状態でMAXどのくらい見えるか?と言う理論値みたいなものだから、はっきりこう言われると今の自分の状態がわかって・・・まあ良かったというか悪かったというか・・・。

 果たしてこの目はいつまでもつのだろうか・・・?

ここ一カ月

 11月8日に退院してからひと月余り、なんか毎週病院へ行っているような感じで・・・。
実際には、2週間ぐらいの間隔は空いているんだけど、気分的には毎週・・ぐらいのあわただしい感じで、はや12月の中ば。

 退院の翌週、脳外科で今後のことの説明を受け、様子見になった後
「普通の生活を送って大丈夫ですが、あまり無理しないように!。脱水症状には気をつけること」といわれたものの、どう過ごしてよいやらわからず、毎日ぷらぷら。

 12月にはいって先週 定期診察。
血液内科、腎臓内科、眼科 とはしご。
 腎臓内科の先生
「え~、結局手術しなかったの?」
「ええ、腎臓の数値を考えると・・と、おっしゃって」というと
「まあ・・・、できないほど悪いという数値じゃないけどねえ。まあ・・・自覚症状もないから・・あえて・・ということかもしれないね。検査は続けていくということでしょう?」ということで、こちらの方は、3カ月後の診察となった。
その足で、血液内科
「脳外科の今後の予定は?」と聞かれたの、カクガクシカジカと説明する。
「まあねえ、自覚症状もないことだし、手術して万一透析にでもなったら、後後たいへんだからねえ・・避けられるリスクは避けた方がいいからね」
 ということで、いろいろ話をして帰ってきた。

 眼科の方は、相も変わらず現状維持。
「白内障もだいぶ進んでるから、今の状態を旨く維持できれば・・」
と注意というかアドバイスというか気休めをうけ退室。

この日は6日(木)だったんだけど、血液内科の待合室でばったりGさんに会う。
ほぼ1年ぶり。お互い元気だったことを喜び合う。
Gさんは、私より3カ月前に移植した病棟で最も古くからの闘病仲間。
Gさんは今年から2カ月に1回の診察になり来年からは3カ月に1回の診察になるそうで、うれしそうで
「来年また、元気で会えたらいいなあ」と言って別れた

今週、脳外科
「どうですか?調子は?自覚症状はない?」
「ええ、まあ」
「検査を続けながら様子を見ていきましょう。2月にMRI、頸動脈エコーしましょう」
と言われる
帰りがけ
「ろれつと右手の動きに異常を感じたら、すぐ連絡してください」
と言われて帰ってきた。

さすがに大学病院へ行く回数が増えてくると、少し嫌になってくる。。

来年は、回数減らしたいなあ。。

結局・・・・

 11月8日(木)に予定通り、検査入院を終えて帰ってきた。
帰る日に、血液内科、腎臓内科、眼科とはしごで定期診察も兼ねて診察してもらって帰ってきた。
 脳外科の方は、今後どうするのかというのを含めて、14日(水)の外来で話をするということになり、この14日(水)に珍しくかみさんとともに行ってきた。

 結論は、様子見。
腎臓があまり良くないので、自覚症状もないことだし思ったより血流の流れも悪くないので、あえて手術をするリスクをとる必要が、差し迫ってない、とのことで定期的に様子を見ると言うことになった。
 とはいえ左の首のところの血管はすごく細くなっているので、詰まるかも知れないとのことで・・・・ただ、詰まってもそのままで行けるかもしれない・・という微妙なちょっと不思議な話でした。

 『いつこのようになったかもしれないけど、今のこの細さで自覚症状もなく現在まで普通に生活しているのだから、その血管が詰まっても他(どこかわからないけど)からの補てんでやっていけるのではないか・・』といわれたように私とかみさんは都合のよいように解釈したのですが・・・。
 医師の話では、詰まっても普通に影響なく生活している人が多々おられるそうで・・・。
 ただ、本当に詰まったら、どちらに転ぶかは予測できない・・とのことで・・

とはいえ、今後は十分注意観察が必要とのことで、コレステロール値も下げておく必要があるということで、薬を処方してもらった。

 結局、クレアチニンも2.1まで悪くなっているので・・・・あぶない橋は、できるだけ渡らないことにしよう・・ということなんだろう。。たぶん。。