食欲・・・

 夏というのは、どうしても食欲がなくなりますねえ。。
 最近の私の食事は、麺類が多く、それも冷やしたものを多く食べているんだけど、そのせいか、ときたま急にお腹が痛くなってしまう。
エアコンとこの冷たいものがあいまって、それを起こさせているのは目に見えているのだが・・・。なかなか普通のご飯を食べる気にならないから、この腹具合の不安定さは当分続きそう・・。
 食欲といえば、王監督 再入院したそうで。。
この食べたい気持ち よくわかるんだよなあ・・・。
私も悪性リンパ腫の 入院生活が長かったのですが、口から食べ物を取れなかった期間というのが、無菌室にいた1ヶ月ぐらい。それでも、その機関 我慢できずに、食べたことによって大変な状態になったのです。
その間、点滴で栄養を補給していたのですが、移植して少し白血球の数値が上がり始めた頃、ずっと食べ物を口にしてなかったので、無性に食べたくて食べたくて しょうがなくなり、主治医に頼み込んで、食べさせてもらうことになった。
 この時、「少しなら・・」と 主治医はいったと思うのだが・・・。
さあ、食べられるということになると、そういわれたことなど とっくの昔に頭から飛んでいってしまい、看護師さんにベビーカップラーメンを作ってもらい、喜び勇んでそれを、あっという間に食べたのですねえ・・・。それも、おつゆまで・・・・。
 それからが、大変でしたねえ。食べた後、2,3時間たって急にお腹がうづき出して:::。結局、多臓器不全に近い状態に陥って、生死をさまようようになってしまい、無菌室から出るのも、予定より1週間ほど伸びてしまいました・その内臓の損傷は、今でもずっと後をひいていますから、治療中の食事というのは、相当重要な要素なんです。
 今、考えれば、滑稽なのですが、その時は、ホント何が何でも食べ物を、口に入れたかったんですねえ。
 しかし、今回の王監督の入院で、ストイックな面が強い人という印象を私は持っていたのだけど、すごく人間らしい人なんだなあとびっくりすると共に、非常に親しみを感じた。
 つつがなく完治されて、王監督が再びグランドに立つ姿をみたいものですねえ・・。その時は、今までとは少し違った感覚で見るかもしれない・・・

今年の夏

夏は暑いもの!と決まっているんだが・・・
ニュースや新聞を見ても、熱中症や水の事故など 暑い夏を象徴するような出来事が目に付くのであるけれども、私的間隔では、ちょっといつもの夏とは違うような気がする。
 確かに 日中は 茹だるような暑さの連続で 愛犬ともども 外に出る気はしないのだが・・それでも 体にまとわりつくような ねばねばした暑さではないような気がする。例年より湿度が低いのか?それとも、私自身が乾燥してしまったのか・・・。
 特に、体感的に違うのが 朝夕が涼しいと感じること。。。
この時期 去年などは、エアコンをかけて寝ることがシバシバあったのだが、今年は まだ一度もないから・・・不思議な感じ。。
 体感温度の機能が おかしくなっているのか・・・

げっ!・・逆転負け・・

朝も早から、近くの高校にぞろぞろと高校生たちが集まってくる。まだ6時過ぎ。いわずと知れた 野球の応援。今日準決勝。久しぶりのシード(と言っても下馬評は、あまり高くなかった)で昨日は、コールド勝ちだったから、こちらも多少期待するようになる。
 1回の表、満塁ホーマーが飛び出し楽勝ムード。
そういや、最初に悪性リンパ腫になって、脾臓等を摘出手術をしたのが、忘れもしない 4年前の今日 7月29日で、確かあの時も野球やってたような・・・。その時は、現 日ハムの鎌倉投手を擁して 甲子園へ行った年である。
 笑い話じゃないけど、摘出後 傷口が膿んで へその上が10cmぐらい 2週間あまり 開いたままになってて、甲子園の何回戦だったか 試合の日、それも試合をしている最中に、腹を縫うことになって、手術台の上で局部麻酔をあてただけだから、縫っている外科医が野球の試合の話をするものだから それにあわせて試合の話をしていたというから、当時は相当病気のことを甘く見ていたんだろうなあ・・。ほんと脳天気だから笑ってしまう。
 というわけで、ひょっとして 甲子園? という目が出てきそうだったから、これは4年越しに・・・!と思って 力を入れてみていたら、なんと 9回裏 5-3 2アウトまで行って、2ラン打たれて動転、いや同点 その上 四球と連打で さよなら負け・・・・
 絶句のうえ、ガックリ!。。応援に行った子も、ガックリしただろうなあ・・。疲れ倍増だわなあ。
 圧勝に近いゲームだっただけに、暑い上これじゃあ、選手も相当ガックリきたろうなあ・・・。
 高校野球はこれだから・・・面白いともいえるんだけどね。
 まあそのおかげで、いまだに悩ませられている おなかのヘルニアのいきさつとあのときの手術室の笑い出しそうな話を思い出した。
 いくら局部麻酔とはいえ、他に 話すことなかったのかねえ・・?
 

先日のニュースから

気になるニュースを。。
msn毎日新聞のサイトから
http://www.mainichi-msn.co.jp/

医療ミス:群馬大病院、生体肝移植でミス 50代ドナー、両下肢まひの後遺症
 群馬大学医学部付属病院は24日、生体肝移植ドナーの女性に薬剤の過量投与から両下肢まひの重い後遺症が生じたと発表した。森下靖雄院長は医療ミスと認め、「患者と家族に深くおわびする」と陳謝した。日本肝移植研究会(会長・門田守人大阪大教授)によると、生体肝移植の医療ミスでドナーに重い後遺症が生じたのは初めて。
毎日新聞 2006年7月25日 東京朝刊

あまり聞きたくないニュースであった。こういうニュースを聞くと気持ちが重くなり、いいようのない怒りが沸々と沸いてくる。
 こういうのは、「医療ミス」という言葉で、いとも簡単に片付けられてしまうのであるが・・・。提供された方は亡くなり、ドナーは重い後遺症を負ってしまっているのだけど・・・・。
 割り切れないよなあ。。そんなんで いいのかよ! 
 こんな様では、全く縁もゆかりもない他人のドナーのなり手なんか増えようがないだろうなあ・・・
 
 昨夜、またTBSの逸見アナと本田美奈子さんの闘病の番組を見てしまった。前回のときも、本田美奈子さんの番組は見た。なぜかなあ?
私も 再発して闘病という同じような経過をたどったからか・・・・、
私は自家移植だったけど、同様の無菌室で、なんともいえない闘病生活を送ったから、またぞろ見てしまいました。
 私も、再発でしたから、再発を宣告された時の絶望感を思い出しながら、見てました。。

えらい痩せた?

「えらい痩せたんじゃ・・?」
と、ここしばらくあってなかった人に、会った早々言われる・・。
「病気してて痩せたら、アカンやないの!太るほうがまだいいのに・・。ちゃんと診てもらってるの!」
 と、こちらがドキッ!とするようなことを言われる。
(そうなんだよなあ・・実際7キロぐらい今年に入ってやせているから・・)
そういや、一昨日の病院でも 知り合いの看護師に
 「痩せたわねえ・・大丈夫?」
 と、言われたっけ・・・。
 うーん、後になって気がつく何とやらか・・。
 でも担当医は、そんなことは言ってなかったしなあ・・。
 確かに、痩せるというのは・・原因もわからないのは・・ちょっとまずいかも知れない。
 最初に、リンパ腫になったときも一時 激ヤセしたしなあ・・
 近いうちに、もう一回病院へいってみようかなあ・・・