今年のゴールデンウィークは、久しぶりに全休にして、親父の家の片付けをすることにしたが、昨日、かみさんと二人で昼から、たった三時間の片付けの間に、なんとゴミ袋15袋も使ってしまうほどのすごさで、かみさんと二人で顔を見合しながら。呆れるやらどっと疲れるやらで、それ以上は体にこたえるので止めてしまった。
やっぱりそれ見たことかと、今日は朝から右のまぶたがはれ上がり、帯状疱疹のぶり返しかと思うほどの頭チクチクで、今日の片付けは休みにした。
▲4月の27日に、2回目の「歩き遍路」ツアーに参加してきた。
今回は、前回の終わりのジョイント地点 小柿遍路休憩所から歩き始めて 6番安楽寺 7番十楽寺 8番熊谷寺 9番法輪寺 次のジョイント地点 切幡寺下の金山商店前までの12.7キロ
今回は出発地点が、前回より家寄りなので、バスに拾ってもらう時間も 1時間ほど遅く、朝ばたばたとすることもなく、インターへ行く。
参加者は前回より やや少なめ。
歩き遍路なのだけど、ツアーだから 先達が伴走者を兼ねてついてくれるのだけど、前回とは 人が違う。ということはペースも違うわけで・・・私などの普通に歩くスピードから比べれば、とても遅い・・・。前回ですら 遅めだったのに、なおさら遅い。
人の歩くスピードに合わせるというのは、非常に疲れる・・。前回、知り合った人も今回一緒なのだけど。まったく同じ思いなのか・・・
「これだけ、遅いと疲れますねえ・・今日は暑いし・・」と彼が言う。
その日は、風もなく気温も上がってた。
その上、この先達は お経も少し間延びしてて、合わすのに閉口・・
まあツアーだから、しようがないといえば・・
今回は まだ新緑とは言えないまでも、前回桜満開の下を歩いたころから比べると、若干華やかさは失われたものの、大分新緑に変わりつつあるのを感じながらの歩き遍路でした。
今回 印象に残ったのは 7番十楽寺の治眼疾目救歳地蔵と8番熊谷寺の美しさと奥深さでした。
治眼疾目救歳地蔵は 目の持病を抱える私には、びっくり。行って初めてあることを知りました。
小柿遍路休憩所
安楽寺
十楽寺。大師堂の階段の下に治眼疾目救歳地蔵があり、中を覗くと地蔵らしく 飴やキャラメルがお供えされてた。私も のど飴しか持ち合わせがなかったので、それをお供えしていたら
「私も のど飴なら持ってる」と居合わせた 女の子たちもお供えしていた。
時々、道中で 「四国の道」の案内板を見る。大分整備されてきてるなあ
今回、私の一番気に入った寺。8番熊谷寺
本堂横から大師堂へ上る階段。これねえ、左側一列で上ってるんだよねえ・・右側は 誰一人として上ってないのよね。この整然さというのには、びっくりしたし・・やはり日本人のなんというか・・根本を見たような気が・・少し大げさかな。。↓
よっぽど気に入ったのか、日ごろ自画像は撮らないのですが、シャッターを押してもらいました。歩き遍路なのに、意外と軽装・・
で、ここの納経所の脇の藤棚が、またきれいで、ぶどうの房のようでしたね。
納経所のある参道から、下ること300mぐらいのところに山門があるのだけど、これがなんともいい。
で 今回最後の法輪寺。
今回、人に合わせて歩くのが これほど疲れるとは思わなかったので、妙な考えが・・・またぞろ首を持ち上げつつ・・・
そろそろ 一人で行こうか・・・と
投稿者「蹄鉄」のアーカイブ
帯状疱疹と歩き遍路
歩き遍路に行ったから、帯状疱疹も良くなっただろう?
なんて、うまくいくと、
「ああ、やっぱりお大師様のご利益が・・・・」
という話になるのだけれど、そうは問屋がおろさないですね。
当たり前で、少しばかり歩いたぐらいでご利益があるのなら、苦労はしませんねえ。
どうも人間が天邪鬼なのか、帰ってきたとたん、ズキズキ頭が痛み、昨夜はこの断続的な痛さに悩まされ、うとうとしたぐらいで・・
でも、傍から見るとほとんど治っているように見えて、痛がるそぶりを見せると
「治っているように見えるけどねえ・・・」
「まだいたいの?気のせいじゃない?」
といぶかしげに見られてしまう。
いい加減、「仮病」を使っているように見られるので、そろそろ通常生活には、戻りたいのだけれどなあ・・
「あるき遍路」バスツアー
移植して退院できたら、「遍路」に行こう と思ってたのだけれど、なかなか体調の方が安定せずのびのびになっていた。
が、急に親父が死んで・・・やっぱり思い切って回ってみよう・・・と。
どうせ回るなら、歩きたいなあ・・と漠然と思ってたのだけれど、歩いて回るとなると、2ヶ月近くかかるらしい。帯状疱疹で頭ずたずた顔もずたずたでは、ちょっとなあ・・・と、
で、ふと目に留まったのが
「あるき遍路」バスツアー なるもの。
せとうちバス が主催しているツアーなのだけれど、主に日帰りで、出発地点まで送ってもらって、1日の歩きの最後の地点から バスで戻ってくるというもので、
「ああ、これならいいや」と 参加申し込みをして
昨日 12日に 1回目 行ってきた。
右目と頭は ちくちく痛んでいるものの、
「行けば何とかなるさ・・・」
と 眠い目をこすりながら、バスに拾ってもらうインターの指定場所へ行く。
行程は 一番霊山寺から歩き始め、二番極楽寺、三番金泉寺、番外 愛染院、四番大日寺、 五百羅漢を経由して五番地蔵寺、そして次回のジョイント地点 小柿遍路休憩所まで 14.5k 歩いて そこからバスで帰るという流れ。
遍路に行こうと 前から思ってたのだけど、遍路用品など全然準備してなかった。一番でそろえればいいか・・と 思いつつバスに乗車。
タイミングがいいというかなんと言うか・・・インターから乗ったのは、私だけで、そのせいか座席は一番後ろ。ところが隣に座ってた人が、このツアーを企画したバス会社の人で・・・
「全然、用意してないんですよ」と私が言うと
いろいろ、遍路用品とか納経帳とか軸も手配してくれ、バスの中で全てそろえてしまった。
この人は、この一回目と4回目の八十八箇所中最も難所と言われる 十二番焼山寺参りは、参加してサポートしてくれるんだとか・・で
で 一番霊山寺から あるき遍路 をはじめました。
境内には桜も残り、気温は暑くも無く寒くも無くで・・春に周り始めするのは 本当にいい。
本堂で お経を上げ、大師堂であげ、2回あげるというのも、初めて知りました。
昔ながらの 田んぼの間の遍路道をのどかに歩いていく
五百羅漢から 地蔵寺へ降りる道・・・
今日の歩きの最終地点 小柿遍路休憩所にて
14.5k 完走
▲ でも今日は、案の定足が痛い・・・
定期診察
右目の方は、まだ十分に開かないんだけれども、定期診察に大学病院へ行く。
左目一本で、運転するのはしんどい。
大雨のせいか、患者も少なく血液検査後すぐ診察へ。
リンパ腫のことなどそっちのけで、帯状疱疹の話題
「たぶんそこは痛みが、ズーッと残るかもしれないですよ」と担当医。
何処へ言ってもこれを言われるので、本人としてはいささか食傷気味ではあるし、
「一生痛みを引きずるのか・・・」と心もとないことこの上ない。
血液検査の結果のデータは、診察までには出ておらず
「まあ、それだけみたいだから・・・データのほうは確認しておきますから・・」
ということで、意外にあっけらかん、拍子抜けのような診察で帰ってきた。
帯状疱疹
雨のしょぼつく3月30日に、親父の49日法要を済ませた。
顔は腫れたまま、右目の瞼は重く垂れ下がったままのどう見ても、いい男とはいえない面相で、その日を過ごしたのであるが、雨が降るから寒いは冷たい風が吹くは・・・で、その痛さは表せないほどで、半泣き状態だった。
それから もう1週間余り経つのに、たいして良くはなってなく、右前頭部は痛く、目も腫れたまま。といっても目のほうは、少し腫れぼったさがなくなったようで、瞼が重くのしかかってくる、あのなんとも嫌な感じはなくなったようで・・
眼科医は、こんな状態なのに
「良くなってますよ!あの時よりは・・・」
と いいのか悪いのか、慰めなのかそうでないのか・・そんなニュアンスで答えてはくれてるのだけど。。
皮膚科の医者は
「そうですか!そうですか!痛いでしょうね・・まあ痛みは残ってるでしょうね、どうしてもそこは・・・うんうん・・ひと月やふた月は・・しようがないねえ・・痛みは、和らげるような薬を飲むしかねえ・・・」
とわかったようなわからないような事をいい、痛み止めを出してくれるのみ・・・
でも、まだまし!
パソコンの前に座って、打つ気になっただけ、痛みが多少薄らいできてる証拠といえる。人間、痛さにはもろい・・。
「苦痛」というこの字面、今回ほんと、よくわかった・・・
気温も上がってきたから、今月中には、だんだんこの 痛みから解放されるのではないかと、期待はしているのだけれどね。。