定期診察と辰巳の話プラスα
12月に入り、本来ならその年に亡くなった人の正月 「辰巳」という行事を行わないといけなかったのだが・・・。
こういう風習は、このあたりだけらしい。中予あたりはみんま(巳午)といって一日ずれるらしい。
昔から12月の最初の辰の日と巳の日にかけて、真夜中お墓でおこなわれたといわれている行事で、うちも親父の辰巳を12月6日にしないといけなかったのだが・・・、丁度この日、すごく近い親戚の結婚式で、散々思案した挙句、
「死んだ人より、現に生活している方を優先しよう」ということになり、いろいろ聞いてみたら、事情があるときは、12月の辰巳にすればいい・・ということを聞いて、親父の辰巳は昨日18日にということになったのである。
この日は、私の定期診察日でもあり、朝からばたばたして・・・。
いつもより落ち着きがないことこの上なし。
それでも、恒例の温泉につかり診察室へ。
なんとcreが、若干改善。
「このぐらいな数値、他の数値も含めてだけど・・推移していくといいんだけどね」と担当医に言われる。
脱水症状について、ちょっとした注意を受けて診察室を出る。
知人に
「ここひと月何もせず、歩きに行かずいたら、腎臓の数値良くなった」
というと
「それもなんだねえ・・・・何もせずにということは、何もしたらいかんということだろう・・歩きにもいけないじゃない?スポーツもできん?そりゃ、なんともいえんねえ・・」と首を傾げられてしまった。
そうなんだよなあ・・・なんもせずに数値が多少良くなってもなあ。
▲血液検査の結果
白血球7900 HGB12.7 PLT 23
CRE 1.4 BUN15 UA 8.2
で病院から帰って、親父の辰巳
夕方、少ない親戚と一緒に家で拝む。仏壇にしめ縄をしてもちを飾り、正月らしくするのである。拝んだ後もちと包丁としめ縄をもってお墓へ。
昔は、といってもつい最近まで、辰と巳にかかる夜中にお墓でやってたそうで・・・ブルブル・・怖いなあ。
前もってお墓もしめ縄飾りをしておいたしめ縄をはずして、家のとあわせて燃やし、もちを拝んでくれる人数に切り分け、そのもちを包丁で刺ししめ縄の火であぶり、後ろ向きで左肩越しに包丁で刺したもちを拝んでくれる人たちにとってもらい、無言でそのもちを残さず食べるという慣わしなのである。
昔は、夜中にそれをした後、人に会わずに帰ってこないといけないとされてたそうで・・・・
昨日は、夕方おこなったのだけど、昼間晴れてたのにお墓に行く頃急に天気が悪くなり、ポツリポツリと・・・
涙雨か・・・と思いつつ、墓で念仏を唱える・・
★この12月のはじめの辰の日におこなわれた結婚式に、ふくも連れて行った。
といっても会場の外のクルマにずっとおいていたのであるが・・・
お開きになって 会場の外で 新郎新婦や友達たちががやがや騒いで記念写真を撮ろうということになったので、ふくもチョイとばかりに一緒に収まってしまった。
なんというか、きっちりおさまるもんですねえ・・・へへへ
投稿者「蹄鉄」のアーカイブ
失言王
病気になりたくて、なるひとはいないし、健康管理に注意しててもなるときはなる。。
闘病している人間にとっては、耐え難い言葉でもある。
これがトップじゃねえ・・
いつも思うことながら
いつも思うことながら・・・無口と言うか、寡黙な医者というのは、どうも苦手でねえ・・・
失言王のどこぞのトップじゃないけど、ついこの無口というか寡黙な医者に出くわすと
「医者は・・・・」と、思いたくなることもある。
何を聞いても、説明はおろか
「まだ、炎症はありますね・・・」と一言言うだけの若い医者。
もう前の医者から交代して 1年余り、赴任してきたときから診療形態は変わらず・・
今通ってる眼科医。
あまり説明責任と言うか・・・今までこの医者に代わって、私の症状について細かく説明を受けた記憶がない。
10年余りこの眼科に通ってるが、かってこういうことはない。某大学病院から来ているのだが、首を傾げたくなる。
じゃあ、なぜ私が替わらないか?っていうと、リンパ腫の病気を抱えてる身としては、他に選択肢がないから・・。今行ってる大学病院へ行けばいいのだが、同じ日に診察してもらうのには、込み具合から難儀だから・・
まあしょうがないか・・・と、この地元の眼科に診てもらってる。
ここ一年ほど様子を見てるけど、患者さんの数も少なくなったような気がするしなあ・・
「まだ炎症がありますねえ・・・」という毎月の決まり文句を背に、今日もまた目薬をもらって帰ってきた。
あまりおしゃべり好きじゃなくてもいいから、患者が聞きたいことに、的確に答えてくれる医者を育ててくれんかなあ?
医者の数を増やすことも必要だろうが、それにもまして、患者にとって質の高い医者を育てることのほうが責務じゃないのかなあ・・
とまあ恒例の眼科通いをするといつも憂う。。
まったくもって・・
まったくもって、ここのところ横着こいて、ふくの朝の散歩もせず、寒いこともあいまって、布団の中に包まってる日が多かったのだが・・・。
今朝は、どんより曇っていたものの生暖かかったし、ふくが布団の周りをぐるぐるつめを立てて歩き回るので、仕方なく散歩に出る。
近くの病院の芝生で恒例の用を足したふくをつれて戻る途中、前から来るラブを見つけたふくが飛び飛びをするので、あわてて道路を隔てた対面の歩道に渡る。するとラブの飼い主から声がかかった。
「どしたん?見えんのか?」
声の主を見ると、同級生。
「・・ああ、右目がもうだめ・・全然ワカランかった・・。声掛けられたら誰かわかるけどなあ・・・」と道路隔てて私。
5mも離れると今の私には人物像はわかるけど、顔はほとんどわからなくなってる。。
「・・・・・」
同級生は、何も言わずに人のほうを一度見て、ラブと一緒に歩いていった。
彼の近親者に年とって、最後失明していった人がいて・・もう10何年前に
「大変なんだよ・・世話するの・・テレビも1センチぐらいのところから見てるんだからなあ・・」と、私によく話してたから・・
私のこの有様を見ると、そのことが脳裏をよぎるのかもしれない・・
そして私の行く末も・・
定期診察
昨日の朝早く、近くの山並みの初冠雪を見ながら、定期診察へ。
ひと月ぶりに来た病院の構内は、黄色く色づき始めていた。この鮮やかな黄色を見だして、何年になるかなあと指折り数えるようになってしまったことに気づく。
以前は、すぐ「何年目か・・・今年は」と声に出して言えるほどだったが・・・。
ぼけ始めたのか、それともそのぐらい長く通ってきてるのか・・とため息をつく。
「少し、良くなってるね・・・・この程度の数値で維持していけば、いいのだけどね・・」
と担当医
歩くときの水分補給の話になって
「何を主に飲んでるの?水?お茶?」
「前々回あたりから、ポカリに変えたんです。この間はずーっとポカリ飲んでました」というと
「市販の分?あれはねえ・・・市販されてるものは、濃いからねえ・・そのまま飲むのは、逆に吸収が悪くなってよくないから、薄めて飲むか、水と交互に飲むほうがいいよ・・」
「そうなんですか?・・次から、薄めるというのも手間だから・・交互に飲むようにします」
といって帰ってきた。
ーー歩き、自粛したら・・と言われなくて、ホントはほっとしたんだけどねーー
▲血液検査の結果
白血球7800 HGB 12.8 PLT25.2
cre 1.5 BUN 27 UA 7.5