昨日の夕方、
「昨日・・のがしてな!」
と、店に入ってくるなり、鉄砲打ちのおっさん。
「?」
「いのししよ・・いのしし・・」と声を荒げながらしゃべってる。
「昨日昼ごろな、がっこの先生から、電話かかってきてなあ、『はよ来て・・・うらで、猪出た!三頭・・おとろしいけんはよ打ってくれ!』と電話口でがんがん言うてきたんよ!」
「へえ!どこの学校?」
「学校じゃない!、その先生の裏庭よお!」
「どこよ?場所?」
「こないだの、反対側の山際」
「ほんで、行ったん?」
「おおよ、行ってこっちが・・・・お前よ、鉄砲かまえて狙いよったら・・・後ろから先生がよ・・××さーん、もっと右右!とかその横横!とかいうて、やかましいから打ちどころか!・・結局、打てずじまいで逃がしてしもうた・・・」
とがっかりした様子で、その先生のあわてようと興奮した様にあきれ顔。
「ふーん・・ほんなら、あてずっぽうにそこらあたりに打ちまくったらよかったのに!」
と、私が言うと
「ほななことしたら、おおごと!すぐ後ろに手まわるわ!。弾道が確定してなかったら、いまは打てんので!一発も!・・ほんのに、あのせんせがぎゃあ!ぎゃあ!わめくから・・」
といかにも悔しそうな口調で言い捨てて帰って行った。
おっさんが言うには、この間ズタズタに噛まれたおばあちゃんが、やっとこの2.3日うちに帰ってくるんだそうな。破傷風の恐れもなくなったので、やっと無菌室から出られたそうで・・、よかった!よかった!と。
これも、知り合いに聞いた話。
そのばあちゃんの近くに住む50前後のおばさん一家。やはりイノシシが怖くなって、犬を飼い始めたそうな。生まれて2.3か月の子犬をもらってきたんだそうな。そしたら、つい2.3日前、後ろからいきなり
ガブッ!
と足を噛まれて病院へ・・・
「自分が噛まれてたら、せわないわ・・・」と、そのおばちゃんは言ってるそうな・・