目薬・・・

目薬が 底をつきかけたので 病院へ行く。
 特定疾患の申請が却下保留になっていたのだが、この相性のあまり良くなかった医者が再申請してくれて、去年11月末 再び認定ということになった。実際 あれっ!という驚きと妙な不思議さを覚えたし、戸惑いながらも感謝したものである。素直に喜べないのは、年のせいか・・本来の天邪鬼の故か・・。
 そんなわけで、この相性の悪い医者のことの見方が少し変わったのではあるが、今日行って また 驚くようなことを 言った。
 「目薬軽くしましょうか?ステロイドがない方が 白内障にもいいのでね・・炎症も今のところ ない状態だし・・・ニフランに・・」
 「えっ?・・」
 と自分の耳を疑ってしまった・・・
(ニフランといやあ・・あなた、悪性リンパ腫の宣告を受けて手術する前も前、サルコイドーシスの認定を申請するとかしないとか言ってた 7年前以来の薬の名前だよ・・)と思わず口から出そうになったんだが・・
 「たぶん これでいけると思うんですが・・・薬を軽くして もし 目が充血したり まぶしさが増したら・・また叩きましょう!」
 と あっけらかんというので こっちの方が キョトンとしてしまった。
 「サルコイドーシスというか・・炎症がなくなってるんだから ステロイドは使わない方が いいですから・・」
 と再度言うので
 「もし、薬軽くして 悪くなるようだとしたら 目安ありますかねえ?」
 「炎症が残ってて再発するようだったら 1週間かからないんじゃないのかなあ・・でも、出ないとは思うけどね」と若い医者
 「出たらそのとき叩きましょう」と付け加える
 私にはそれで 異存はなかった。さんざんリンパ腫で 対処療法 出れば抗がん剤で叩き 移植までしてきたから その方が 治療法が合う。
 ちょっと見直した この若い医者。
 状況が7年も前に戻ったら 急に若返った気がするなあ・・・
 帰って かみさんに このことを言ったら ゲラゲラ大笑いされて ・・
 「でも、視力は 落ちてるんでしょう!」と
 確かに・・それはね・・
 ▲フルメトロン→ニフラン
 記念すべき日だなあ・・悪性リンパ腫になって以来 薬が軽くなったのははじめてだなあ
 

あきれて・・・

あきれてしまいました・・
「生む機械」発言の柳沢大臣
 色々釈明してるようですが・・ 聞くたびに 嫌になってしまいます。
 数字に強いし経済金融に強い 頭の良い人なんでしょうが、釈明に数字や統計のことを出すようなひとが、医療や福祉の行政の長 の仕事ができるんでしょうかねえ・・
 生みたくても 生めない人が 多くいるわけですからねえ・・
 「産業経済につよいから そういうたとえで・・」云々と釈明するような人が 最も血の通わないといけない 部署の長でいるわけですからねえ・・
 私のように ずーっと闘病している人間には こういう釈明には 釈然としないし 嫌な気持ち。
 
 優秀な人かもわからんけど 適所とは 言いがたいと思うけどなあ・・
 なんで、こんな人が 厚生労働大臣になったんだろうなあ・・

暖冬なのに・・・

暖冬だというのに、ずーっと風邪気味で、も一つ体が ピリッとしない・・から、ふくの散歩も億劫で、毎日100メートル以内を回って帰ってくる始末。
 その上、夜寝てる最中に 足がこむら返って痛いし気色悪い・・・
尿酸値でもまた上がってるのかなあ・・・

人の 見る目・・

昨日の夕方、ふくの散歩道で、子供の同級生のお母さんに バッタリと出会った。私の顔を見ると 目をぱちくりさせて
 「まあ・・・・元気そうになって・・・、どう?具合は?」
と 本当にびっくりしたように 言う
 「髪の毛も はえて・・・まあ、まあ・・」
と 生きてるのが 不思議そうな顔をする。
 「あれ、何時でしたっけ?会うったの・・2年前?3年前・・退院された後・・・あれ・・」 と ”あれ、あれ”の連発。
 「あれから、3年目になります・・・」と 返事をするも、相手のあまりの驚きように こちらは苦笑するのみ・・
 帰って、このことをかみさんに言うと
「あんたは、何にも思わんと 癌のことはなしてるけどねえ・・あの時会った人は みーんな ”もうこりゃ、あかんわ!”と思ったんじゃないの?」
 と 鈍感なことこの上ないわ と言った顔をされてしまった。
 人の見る目って こんなものかもしれないのか・・と

釈然としないような・・・

結局、病気を持ってると、ずーっと釈然としないかもしれない・・
昨日、定期診察に行ってきた。
先月辺りから、ちょうど行き当たるのかどうかわからないけれど 患者さんたちが多く 一杯。
かくかくしかじかと、先週辺りの状況を説明する。
が、違うだろう とのお答え。
 「感染症じゃない?」といわれる。
 風邪なのかなあ・・
 「それより 気になるのは気管支の周りの 1cmぐらいの腫瘍らしきもの ・・」
 引っかかるといえば そちらの方だろう・・と言われた。
 いろいろ話するうちに、やっと気がついた
(結局、顕著な症状が出てこないと 対処できない のか・・)
当たり前の話なんだけど・・事前にわかる方法はない ということを 改めて知った。遅いなあ・・・
 ということは、ずーと経過観察のまま ということか・・・
 で、また昨夜 寝汗をかく・・
血液検査の結果
白血球9300 HGB 13.6 PLT19.7
CRE 1.5