いやはや・・

日々の帯状疱疹の痛さに、定期診察を繰り上げ大学病院へ行ってたのをコロッと忘れてた。
リンパ腫が心配で、退院後の週の木曜日 13日に とるものもとりあえず急ぎ 大学病院へ行った。
 担当医は、人の顔を見るなり
 「酷いなあ・・」と一言。
 リンパ腫との因果関係については
 「もう4年目になるしねえ・・」と 言葉を濁し
 「痛みどう?」と聞くので
 「顔面がひりひりして・・・・先生、いい痛み止めないですか?」というと
 抗生剤と顔面神経痛の薬を処方してくれた。
 「でもね、不思議だねえ、これ」と担当医が 血液データを示すので、覗いてみたら
 なんと クレアチニンが 1.2になっている。
 「えっ、うそみたいな・・・」と私が驚くと
 「治療して、この数字というのもねえ・・・」と 担当医も不思議そうな顔をしている。
 血液データの数字というのは マジックみたいなものか?・・
 まあ、悪くなってなくて良くなって 首をかしげるというのも 変な話ではあるんだけど。。
 ▲13日の血液検査の結果
 白血球 11600 HGB 12.9 PLT 21.2
CRE 1.2 BUN 16 UA 6.4 CRP 1.33
 
 地元の入院してた病院の血液データもあるんだけど・・・それがねえ・・
 意外とアバウトなんで・・キョトンとはしてるんだけど・・
 皮膚科に最初見てもらうとき、血液データあるなら見せてくれと言われて持ってった割には、自分ところのはアバウトだし、データくれといっても なかなか出さなかったりでねえ・・・・
 どうなってるの?と思う節もあるんだけど・・。最初 リンパ腫で入院したところがココだから、なんともいえないのだけれど・・
 入院した私が、その程度の知識すらなかったのだから・・今思えば、背筋が寒くなる・・・よね。。
 大学病院で、残念ながら闘病中になくなられたけど、私にいろいろ病院の事を教えてくれた人が、こう忠告してくれました。
 「自分の体は、自分で守らないといけないよ!」と

帯状疱疹

帯状疱疹・・・
甘く見てたわけじゃあないけど・・・
この痛さには、ホント閉口四辺形。。
退院してから、もう10日になるのに、この痛さには参ってしまう。
傍目に見れば、顔の表面は直っているように見えるのか
「だいぶよくなってよかったねえ」
と よく言われるのだけど、当の本人にとっては外見とはうらはらに
とても痛い・・
頭を突き抜けるような痛さが、時折強烈に襲ってきて、動きが止まってしまう。
その上、右目の周りの皮膚感覚が無いので右目そのものが開きづらい。
右目のまぶたが、垂れ下がったようになっている。。
しかし、顔に出た帯状疱疹というのは 珍しいらしい・・

退院

あっさり朝早く 退院して帰ってきた。
眼科の診察を 朝一で済ましてぷらぷらと帰ってきた。
眼科の看護師さんが、かっこ悪いからガーゼはずしておかなきゃ・・・と眼帯よろしく右目に張ってたガーゼーをのけてもらっての帰宅なので、少しまぶしい・・
 ちょこちょこ抜け出し気味に帰ってきてたものの、退院となると どことなく ホッとする。
 右の額から目のあたりにかけては、触っても感覚は無く、皮膚が生きてんだか死んでるんだか・・反応すらない。
 帰る前、皮膚科の主治医に聞くと
 「そんなもんですよ。。いずれ感じるようになりますよ・・」と
 デモ なんか触ると、ぶよぶよ感だけが突出して・・
今度の帯状疱疹で、目のほうも損傷を受けて、コチラのほうを考えると・・ちょっと先行き不安になるのだけれど。。
 

言い訳・・

昨日 親父の七夜ということで、正規の外泊許可をもらって帰っている。
当然いろいろな 人と出会う事となるよねえ。
すると、ほとんどの人がこう言う
 「まあ、いままでこんなにひどい帯状疱疹見たことないわ・・・へえ・・
顔にも出るんだねえ」
 「お腹や脇あたりとかはよく見るけどねえ・・ふーん」
 と呆れたように皆さん感心する。
 「人間右と左に分かれてると行けど本当だねえ・・・あそこで見事に左右に分かれてるよ、ほれ・・」
 と私のみけんの真ん中をさして、標本でも見てるように 横の人とがやがやと話している。みんな おばちゃんである。
 で、私は
 「今 見とかないと、もう2度とこんな見事な帯状疱疹は見れませんよお!・・」
  というしかない 七夜でした・・・。
 痛みもだいぶ和らいだので、来週早々、といっても明日 退院予定になりました。。

だいぶまし

キカイダーの顔面もだいぶましになってきた。
水疱瘡よろしくガタガタに荒れた右顔面も少しはみられるようになり痛みも治まり始めた。
リンパ腫以来の入院なのだけど、なんと言うか悠長な治療と入院生活で せっぱつまった悲壮感のないいささか拍子抜けはする毎日ではある。
食堂の前の個室の401号室の前に立つと大学病院へ送られる時のころがマザマザとよみがえって来てなんともいえない気持ちになる。
ここで 死んでても不思議は無かったなあ・・と
奇しくも 同じ病棟に戻ってきてた 6年の時を経て・・
その時の流れが、この懐かしいベッドにひっくり返っているといろいろ考えらさせてくれる。
医療のレベル
スタッフのレベル
医療のねじれ