目薬が底をついてきたので、眼科に行く。
ここ4.5日は、お日様も顔を出し ぽかぽか陽気で風も無く、歩いていくにもさほど 苦痛にはならなかった。
 地方の・・友人などに言わせると –ココは僻地にあたるそうなのだが–病院の医者は、大概 その上なり、関係しているところから、赴任してきているので、2年ぐらいで替わり、ひどい時には 半年などという、どう考えても地域の人を 馬鹿にしたような人事をしていることもあるのだけれど・・
 私も最初のころは、頻繁に替わる医者に 嫌気をさしてたものであるが、大学病院で移植を受けて以来、多少その考え方も替わってきた。
普通の人間と同じで、医者も千差万別・・いろんな人がいるというのが おぼろげながらわかって来て・・・『医者』という コチラからの固定観念が強すぎて、こういうイメージじゃないと、医者としておかしいのじゃないか?なんておもってた所も多々あったのだが・・どうも、そうでもないらしい。。という事に気がついたせいか、最近は相手のすることを見て、こちらが 判断することにした。
 医者が替わって 2回目の診察だったんだけど、さしたる話もせず 目薬をもらって帰ってくる。
 普通 替わった時に、何を持って比較するかというと、一般的には 診察時間と診察手法だろうなあ・・・

久しぶりに馬の話

秋以降 例の馬インフルエンザで、秋競馬への興味も薄れてしまい、力なく一連のG1シリーズを見ていた。
 どうも、生来のあまのじゃく ゆえか、本当にみんな元気なの?と馬を疑ってしまい、力が入らない。
 そのせいか、今年秋のG1は 1番2番人気が勝つこと勝つこと・・・
まあ強い馬が勝つて当たり前なんだけど、どうも釈然としないなあ・・
 これで 今日のジャパンカップ
  ウォッカが好走でもした日にゃあ・・・???
 という気分になるなあ・・

定期診察

昨日、定期診察。
予定を入れた日から、診察日が七五三ということは、わかっていたのだけれど、目の調子が悪いので・・・もういいか・・と、
『昼までに 帰ってくれば・・なんとか』と 出かけていったのだが・・
 家を出るとき、何時もは 車の頭を道路に向けて駐車をしているのだけれど、前日頭を突っ込んで駐車していたので、バックから車を出すことになった。
すると、どうしても出しやすい方向にハンドルを切るから、何時も行く方向とは 逆の方向に頭が向いてしまった。
 『まあ、珠には別の道を走っていくのもいいか・・』と 思い、インターまで何時もとは別の道を走った。
 結構、縁起を担ぐほうなので、若干・・そのとき、いやな感じはしていたのだが。。こういうときの 《変な感じ とか いやな感じ》という 何処と無くしっくりこないときは・・
 血液検査を終えて 診察の待合室へ。。
カードを入れて待つこと、4,5分。看護師がやって来て
「先生、今日 急用で休診になりまして・・・代診の先生にみていただくようになりますので・・コチラですから」と 案内しようとする
・・ええっ、休診・・・ 大学病院で・・当日かよお・・ どうしようか・・帰ろうか?・・
と一瞬 思案したものの、まあ 折角来たんだから、薬の処方だけでもしてもらおうか・・・
と 思ったのが・・・運のつき、というか つきのなさ。。
 待つ事 延々2時間あまり、私より後から来た人が 先に入っていくし、同じ担当医らしいのだけど えらい診察時間が長い。見かねた知人が 看護師に声をかけてくれて、やっと診察室に・・
 これねえ・・悪性リンパ腫で 一度も面識の無い医師で、それも 今年の4月から来た先生に 代診してもらってもねえ・・・
 意味あるのかなあ??
 データを見て、いろいろ見解を述べてくれるんだけど、今までの治療の流れもわからないのに いわれてもなあ・・・話を聞いているだけでもうんざりで・・
 ましてや 自己紹介までしてくださるのには 参った。代診なのに・・
 代診て、なんなの?と考えさせられてしまった。
 一応 大学病院なんだから、やむにやまれず 急に代診を立てるときには、患者の希望を先に聞くべきじゃ無いのかね
 「代診でかまいませんか?日を改めますか?薬だけにしますか?」
とか、という 最低の配慮は必要だとおもうけどなあ・・
 まあ しかし
 「クレアチニン 高いですねえ・・」
という 一言には 負けた。
 ちなみに CRE の数値は 1.3 でした。前回より 誤差の範囲内かも知れないけど 数値は下がってたんだけどねえ。。
 何処を持って 『高い』 のかねえ。。
  で 気分も悪く帰ってきたのは、大幅に予定時間を過ぎてた。七五三なのに
  ーー あの時 、即帰ってきてれば良かったなあ ーー
 ▲血液検査の結果
 白血球 9300 HGB 13.8 PLT 35.6
CRE 1.3 BUN 15 UA 6.4
☆縁起担ぎ 意外とあたる。。次は 何時もどおりの道を 通ることにしよう。。

気になる話

夜中に ふと目を覚まし、テレビのチャンネルを回していたら、NHKスペシャルの再放送にぶつかった。
 「眠れる再生力を呼びさませ
 ~脳梗塞(こうそく)・心筋梗塞(こうそく)治療への挑戦~ 」
という番組で、11月5日(月)の 再放送版。
 これが、残念ながら 見たのが途中からで・・・。なんで 月曜日に気がつかなかったのだろうか?・・と思う始末。
 途中からだったのだけど、内容は 幹細胞移植を脳梗塞の 治療に使って
 傷ついた脳の神経を 再生させるという臨床試験を追ったドキュメントで
 これが 札幌医科大学で行われているんですねえ・・少し驚きました。
 移植して、昨日が回復しつつある、ある患者さんの退院までを追っているのですが、今年の1月からのドキュメントで・・この新しさにも驚きました。
 札幌医科大といやあ・・・昔、心臓移植で・・という記憶が。。
 確かに 私も移植して 1年あまり 目の調子が良かったから・・そういうことも、大いにありえる・・と。。
 札幌医科大学付属病院
 TOPページに 少しだけど・・これに関して
 ・・参加できる患者の条件・・云々というのが
 掲載されている。。

血行・・

4.5日前から、朝晩の冷え込みが少しずつ感じられるようになり、それにつれ 手足の血行も急に悪くなりはじめた。
 例年のこととはいえ、この季節を迎えると気が重くなる。
すでに 手先の感覚は少し落ちてるので、ハエの如く両手を こすり合わせ、暖めながら仕事をしている。
 一昨日も、少し冷えを感じはじめたので、昼間 陽だまりを探して ふくと あちこち散歩した。もうどんぐりも 落ちてしまって 近くの小さな神社へ行くと 秋の深まりを感じるほど 落ち葉が積もっていた。
 あれだけ 暑かったのに・・・・寒くなるのは早いなあ・・などと これから先の手足の感覚のわずらわしさを思いながら 帰ってくると 一通の葉書が届いていた。
 9月の定期診察に 行った時に、お見舞いに寄った患者さんの 奥さんからだった。
 ・・あれから 程なくして 亡くなられた・・・ということだった。
 私より、ほぼ半年遅れで入院され、闘病生活を送ってこられたから 4年あまり・・ よく頑張って 闘病されたと思う。
 ご冥福をお祈りしたい。。
 あの時 会えてよかった・・・というより 会っておいて良かったと、葉書を読みながら思った。
 隣同士のベッドで・・とか、同じ病棟で・・闘病していた方の訃報を知るたび、頭の中をめまぐるしく彼らの姿が 駆け巡り 居たたまれない気持ちになる・・。