頂いた本

知人に 「がんの仕組みを読み解く」
 副題 がんにも個性があった
 サイエンス・アイ新書という ソフトバンク・クリエイティブ が出版している。という本を頂いたので 4.5日前から読んでたのだが・・・
 
読み始めてすぐに この本は 誰を対象にしているのだろうか?という疑問が 沸き起こった。
 筆者は 北大遺伝子病制御研究所 凖教授だそうなのだけれど・・研究者の執筆した独特の難しさで 私のような凡庸な闘病者には きわめて理解しにくい。まあ これが医療関係者向けに書かれた物(?)と 解釈すれば 理解しづらくても無理は無いのだが・・・。
 どうも医療関係者向けに、書いたものとは思えない節があり 戸惑ってしまう。特にそれが顕著なのは 巻末にQ&Aを 設けていること。この Q&Aは どう見ても 一般素人向けに 書かれており、
 「なあに この本?」と思ってしまう。
 そして このQ&Aには
 「ええっ?」と思うことが書かれてあった.

Q8 進行がんが 自然に治ったという話を聞いたことがありますが そのようなことは起こるのでしょうか?
 
A
 起こります。
 <中略>  ただし、非常にまれな現象です。 <中略>

と書いてある。この筆者 それまで 非常に科学的な用語で論理的に いろいろ解説しているのだが、 ここでは 「非常にまれ」 という ただそれだけの表現を使っており 本文から比べると科学的とは言いがたい。
 これは 非常に危うい表現でなかろうか?・・・「非常にまれ」がどの程度の確率なのか ここでは 書くべきだろうと思う。
 100万分の一 なのか 一千万分の一なのか 一億分の一なのか 一兆分の一 なのか それとも 一テラ分の一なのか・・
 起こりえる と書くなら当然書くべきだろう? じゃなければ 読んだ人は 誰しも治るかもわからないと 思うにきまってるからなあ。。
 まあ この本を読んで おぼろげながら わかることは 遺伝と遺伝子は違うということぐらいで・・・。
 以前 読んだ本
 
「心配しないでいいですよ 再発・転移悪性リンパ腫」
 とは 全く異質の本 であった。

頂いた本」への2件のフィードバック

  1. 起こります。 治ります。大丈夫です。
    きっぱり言い切ることが、医者としての重要な要素なのでしょうね。
    起こるかも、治るかも、たぶん大丈夫です。という表現よりはベターかもしれません。
    直るという意味がいろいろでしょうが、患者としては、あまり断定してもらうと、腹が立ってくるときもあります。自分のことは自分がよく知っているということを考えてしまいます。
    自然治癒力はキットあると信じてます。が・・・

  2. その本の感想、
    まったく、まったく、まったく。。。。。。
    その通りだと思いました。
    題名と中身のギャップのある本って、
    ジャンルを問わず、・・・多い。
    多すぎ?

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