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難病克服高2にいじめ 3年生3人殴るける 学校認め謝罪 県立築上西高
12月28日10時9分配信 西日本新聞
福岡県築上町の県立築上西高校(池田時人校長、408人)で、悪性リンパ腫を克服して通学している2年生の男子生徒(17)が、3年生の男子3人から暴行を受け左手首にけがをしていたことが27日、分かった。池田校長は同日夜、記者会見して「このような暴行、いじめが起き申し訳ない」と事実関係を認め、被害生徒らに謝罪した。
同日、北九州市内で会見した被害生徒の母親(35)によると、6日午後、校内で3人から殴るけるの暴行を受け、うち1人にはいすで殴られて左手首に全治10日間の打撲を負った。母親は「二学期の初めから3人にいじめられていた」と話している。生徒は病気治療のため2年生を留年したが、3人は1年時や2年時の同級生だったという。
池田校長によると、3人に事情を聴いた結果、6日の暴行を確認。11月ごろから生徒をたたくなどの行為がひどくなっていたことも認めた。3人は、当初はいじめとの認識はなく、「プロレスごっこだった」と答えた。学校側の指導で今は反省しているという。
学校は18日、双方の保護者を交え謝罪の場を設けたが、被害生徒側は「誠意が感じられない」として、19日、豊前署に被害届を出した。損害賠償を求める民事訴訟も考えているという。
生徒は2005年4月に同高に入学。06年3月に悪性リンパ腫と診断され、抗がん剤治療などを受け同8月に退院。2年生を留年したが、検査のための通院をしながら学校に通っている。母親は「病気と闘って退院した息子をなぜいじめたのか。学校はいじめをなくす努力をしてほしい」と訴えている。
池田校長は謝罪に続いて、「被害者の生徒が安心して学校に来ることができるような環境をつくります」と語った。
=2007/12/28付 西日本新聞朝刊=
こういうのは 軽々しく許すべきではない!
私の周りにも 数多く教育者の知人がいるが、概して 病気に関しては 知識に乏しく、特に難病と言われるものに関しては ひどすぎるぐらい認識がない。
日々彼らと話しても、その認識の無さに話するのも嫌になることが多い。
闘病している少年の前途を考え育んでいくのが、教育者の務めではないのか?信じがたい・・・。この学校の教育者は、全然病気に 知識が無かったのじゃあないのかね・・。
悪性リンパ腫の体で暴行を受け、 怪我をすれば、どれだけリスクを負うか・・・・・・
読んでて、はらがたった。。
彼には このリスクを克服されることを 切に願うばかりである。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申しあげます。
こういうニュース、ショックがガツンときますね。
わが息子がこういう被害者であったなら、・・・たまらん。
教育者に多くを望めないことは時代とともに認識してきてしまってますが、
「弱いものをいじめてはいけない。」
という当たり前のことさえ、ないがしろにされていきそうな時代に薄ら寒さを覚えます。
新年を迎えましたが、今年は「偽」という字の寒さと恐ろしさを消滅させていける年にしたいものですよね。
こちらは、寒かった正月ですが3日になって晴れてきました。
余談ですが、四国の予讃線に「五郎」という駅があるんです。
各駅停車の駅ですが、・・・各駅停車の駅には「偽」がないような気がするのは私だけでしょうか?
しかも、ローカルの・・・各駅停車。
蹄鉄さんの経過観察が、上りの各駅停車の一年でありますように。