以前から、山陰へ行くなら 木次線に乗ってみたいと思ってた。
砂の器の亀嵩にも、もののけのたたら製鉄と興味があったし、日に3本ぐらいしか抜ける列車が走ってないとかで・・・。まして 三段スイッチバック式があると言うし・・。
そしてこの三段スイッチバックの起点の駅 出雲坂根 には 「延命水」が湧き出ている。まあ、これが本来の目的でもあるのだけど。
ずいぶん昔、高校のときに一人旅で 下関から山陰を周ったことがあって、懐かしさのあまりその当時を追ってみようと思い、鈍行の旅を計画したのだが・・・・・
ムーンライト九州というお盆ぐらいまでの期間限定の夜行列車で下関まで行き、ぐるりと山陰を周る予定だったのだが・・・なんと、岡山まで出てみると、落雷と豪雨ですでに50分も遅れているとアナウンス。
ひえ~と驚いたものの、下関から山陰の長門周りへの接続は、1時間半ほど余裕を見てたので、まあしようがないか・・と思ってたたら・・なんとそれがだんだん伸びてきてきて、ついには
「1時間半ほどの遅れで・・・・」とアナウンスされる始末に相成り。。
ローカル電車の本数がだんだん減ってる現在、接続を逃すと昔と違い とんでもないことになるのは 目に見えており・・思案投げ首。。
結局ホームに下りたものの、横目でムーンライト九州の開いたドアを見ながら、乗るのを止めた。。すでに夜中の2時前。
<つづく>