結局、湿疹はまたタオルを普通のタオルに変えて軽くこする程度にしたら、あっという間に収まった。
なんじゃこれ?・・とあまりの収束の速さに再びびっくり。
担当医が言ってたように、アレルギー性接触皮膚炎 なのかもしれない。多分そうなんだろう。皮膚科にもいかず判断をするのは早計であぶないのだけど・・。
こう顕著に、それが出てしまうとそうなんだろうなあ・・・。
どちらにせよ、タオルは普通のものを使うしかないねえ。。
「あんたねえ・・この間、この粗い目のタオルはいかん!これで、たぶんなったんやから・・・というて、使わんようにしたんと違うんか?」とかみさんにガイに怒られる。
「あれとまた違う目の粗いやつ、今度ちょっとつこうてみたんじゃけど・・・また出てしもうた・・・」とか細く答えたら
「アホ!」の一言。。
▲昨日、店に来たお客さん。20代後半ぐらいの男のお客さんなのだけど、飾ってある遍路の写真と、菅笠金剛杖を見て
「お遍路、いかれてるんです?歩きで?」というので
「ええ、去年の暮 結願しました。」
「へえ、そうなんですが?大変だったでしょう」
「まあ・・・区切りだったから・・通し打ちじゃなかったから・・」
「うちのばあちゃん家の前、歩き遍路さんがよく通るんですわ!遍路道やから」
「えっ?どこですか?」
「足摺岬の手前・・・」と言ったかと思うと壁に張っている四国全図のところへつかつかと歩み寄って、足摺岬の手前を指さす。
「ええっ?この道路工事してたところの県道あたりですか?」
「そうなんですよ!もう少し手前ですけど・・もう今は・・・4年前、ばあちゃんが亡くなってしまって止めたんだけど、それまでは ばあちゃん、家の前を通るお遍路さんにお茶のお接待をしてたんですよ。 私も 小さいころから ばあちゃん家へ遊びに行ったときは、お遍路さんにお茶なんかだしてお接待の手伝いさせられてましたよ。ばあちゃんなんか、布団まで用意してたんですよ。」
「そうなんですか・・・私も以布利遍路道を上がったところで老夫婦の方にお接待受けたんですよ・・・あのあたりでお接待受けるのは大変ありがたいですよ。もう少しで足摺なんだけどだんだら坂が続くでしょう?ちょうどしんどい時だから。。」
「そうなんですよね・・・以布利・・歩かれたんですか?あの海岸沿いの道、わかりにくかったでしょう?・・あれでも、地区の人たちが、わかりにくくならないようにいつも道を掃除してるんですよ。」
「そうですか・・・でもあそこは、海岸からの登り口がわからなくて右往左往しましたよ・・・」
「あの遍路道の沖で、子供のころは魚ついてよく遊んでましたが・・」
「そうなんですか・・」
と、いろいろ昔の話などをして、懐かしそうに以布利遍路道の写真をみて帰って行った。
彼は、土佐清水に実家があるのだけどあまりいい仕事先がないのでここに移り住んできてるそうだ。過疎が進んで、近いうちに市から町に格下げになるのではないだろうか?と言っていた。それを聞いて、私がお接待をうけた老夫婦もそういうようなことを言ってさびしそうな顔をしていたのを思い出した。