医薬分業見直しの答申

医薬分業見直し 折れた厚労省(2015年6月17日(水)掲載) – Yahoo!ニュース

政府の規制改革会議は答申で「医薬分業」の見直しを打ち出した。厚労省は、規制緩和に難色を示していたが…

情報源: 医薬分業見直し 折れた厚労省(2015年6月17日(水)掲載) – Yahoo!ニュース

というようなニュース。

いいんじゃないですか?薬局が病院内の敷地にできる・・というか、もどってくるのは。中には、こうなったら、また医者に儲けらせるとか何故医薬分業にしたのか?した意味じゃないか?という意見もネットを見ているとあるのだけど、介護関係の施設だのホームだのいろいろ手を広げて儲けている医者は数知れずいるから、儲けようとおもえばどんなことしてでも儲けれるわけだし、第一皆職業問わず儲けたいと思ってるのじゃないの?だからことさら敷地内に戻ればますます儲かる、なんてことを声高にいうこともないとおもうが・・。

 それに、反対の声を上げている人たちは、調剤薬局のろくでもないところに引っかかったことがないんじゃないのかなあ・・。私みたいに、引っかかってしまうととてもそんな気になれないのじゃないのかねえ。これも医薬分業になったから、蟻のごとくわれもわれもと調剤薬局が増えたから問題点も浮き彫りになってきたんじゃないのかねえ。

 前回の調剤薬局ではない別の調剤薬局で薬剤師に質問してみました

「ジェネリックって何種類もあるんでしょう?メーカー名というか薬の名前処方箋に書いてないけど・・ここはどうしてるんですか?」と聞いたところ

「近くの病院で指定している薬が一種類と私が選んだ1種類です。1つのくすりに何種類もおけませんよ。」と言われました。

つまり医者は後発医薬品の場合、どこのメーカーのなにそれと言うのを書かないわけでその薬品の一般名(ジェネリック)を書いてるから、実際のところは調剤薬局が薬を決めてるわけですよ。これ信頼できます?患者の体調とか病気の経緯とか状態わかります?医者でもないのに?成分が同じでもつなぎに使っているものによって薬は変わりますと病院の薬剤師に説明されたことがあります。だから、調剤薬局でもらった薬が実際どうなのかは服用してみなければわからないわけです。極端なことをいえば、もらって帰って1錠飲んだあとに身体が急変するかもしれないし、何錠か飲み続けたあとになるかもしれないわけです。先発薬品でも私の場合半年後に影響が出た薬がありましたからねえ・・。

病院内に戻れば、たぶん薬は医者が指定するだろうからこういう心配が少なくなると思う。極端な話、安心感をとるかわけもわからん薬剤師を信用するか?ということならば、私は安心感をとりますね。だからいままでずっと先発医薬品を使ってたのに、お上が医療費削減、削減というから・・・、しかたなくかえたら・・。

 まあ「医薬分業の見直し」が行われても、医者には処方箋にメーカー名と薬品名を指定してもらいたいと思う。

 

後発医薬品と調剤薬局

先日も、厚労省や財務省が 後発医薬品の利用促進とかかりつけ薬局の推進の方針をうちだしてましたが、それをするなら先に調剤薬局の管理、指導を厳しくしてもらわないと利用する患者はたまったものじゃあない・・。

 調剤薬局の中には、とんでもない所があるからねえ・・。

私が最近経験したなかでも一番ひどかったのが、薬の量を勝手に変えられたこと。

血圧の薬をもらってるのだけれど、去年まで正規の薬だった。ところがお上からの指導もあったんでしょうなあ・・。今年の診察で担当医から「後発でどうですか?」と言われ、前々から調剤薬局にも勧められてたから、いいですよとなったわけ。

 で、件の調剤薬局でもらって帰った。その日はまだ薬が余ってたので気にも留めなかった。翌日、「さあ、飲もう・・か」と、薬を出してみたら、えらい量が少ない・・なんで?と薬をよくみたら・・

 いつももらってたはずの血圧の薬は 2.5mg 2錠 1回 だったのが、5mg 1錠 1回になってるのよ。私の場合、血圧の薬を続けていると急に一気に100を切ることがあり、その場合服用を止めるか1錠にして様子を見るということを医師から言われてたので、これは困ると・・電話したわけ。

 そしたら,その調剤薬局の責任者の薬剤師が出てきて

「ジェネリックに関しては、医者に連絡せずに薬剤師側で量の変更ができるんですよ。これは法律でみとめられてるんですよ。2.5mgを5mgにしたらなにか不都合でもあるんですか?」とこういいやがった。なにそれ?

 いままで正規の薬品もらってたときは、医師の処方箋どおり出しておいてて、ジェネリックになったとたん、法律で認められてるから勝手に自分とこの都合の良いように変える。患者には説明もせずに確認もせず渡すと、全く信じがたいことをするし、この言い分が全くひどいもので。この調剤薬局の経営方針やこの薬剤師のモラルにはあきれ返りました。この調剤薬局は大手チェーンですから、このチェーンの本部の指導もこんなんでしょうねえ。

 後発だろうが先発だろうが、医者の処方箋あってのもので、これをわれ勝手に解釈するような調剤薬局が出てきてもらったら困りますね。まかり間違えば生死にかかわることですからねえ。こんな解釈してたら 医者なんか要らなくなりますよね、極端な話。

 結局2錠に変えてもらったんだけど、すぐには手に入らず対応も悪く薬が手元に届いたのは、電話して2日後でした。

 厚労省や財務省が「後発医薬品の利用促進」を声高に叫べば叫ぶほど、こういうどうしようもないレベルの調剤薬局が増えていく可能性が強いわけで・・。厚労省には 調剤薬局のレベルをA,、B、C のランク付けするか、ここは薬品を何回間違えたか?とかというのを全国レベルで毎月とか2ヶ月に1回とか公表して、厳しく管理指導してもらわないと利用する患者はたまったもんじゃないよ、全く。