nikon 28 Ti

闘病生活と病院通いが日常化していたので、外へ出かけていこう という気分には なかなかなれなくて、愛犬ふくとの散歩が関の山だった故、デジカメを重宝してパチパチ撮っていた。
 
  入院生活を記録してる画像などは すべてそうで、タマに見ることもあり・・それはそれでいいのであったのだが・・・
 この間 千光寺の桜を見に行ったあたりで どうも
 何かしら物足りなさを 感じてしまった。確かに 腕のほうが 悪いのはわかりきっているのだけど・・どうもしっくりこない。。
 帰ってきて 「まだ いけるかな?」と 案じつつ
  カメラ入れをごそごそを探し、
   懐かしい nikon 28Ti を 引っ張り 出した。
 早々に 試写・・・
 「 やっぱり タイムラグがないのはいいなあ・・」
 と 弄り回していると
  「たまには 使ってやらないとねえ・・」と かみさん。
  ちょっと疲れたときには、アナログのほうが
   落ち着くかもなあ
nikon28ti

ミノルタ・・・

SRTスーパー
最近は、トンとカメラをぶら下げて歩いている人を見かけなくなった。
ほとんど、デジカメになったせいか、傍から これ・・とわかるような雰囲気を見ることもなくなってしまった。まあ、デジカメや使い捨てカメラの方が手っ取り早くて取り扱いしやすいから無理もないのだけれど。。
 そういう私も、ほとんどデジカメでとっているからなあ・・・。
 手元に  ミノルタSRTスーパーという 一眼レフがある。オヤジが使っていたカメラである。たいして使ってない時に私が譲り受けたものである。昭和48年製 1973年製だから かれこれ39年あまり前のカメラである。日本のカメラメーカー盛隆の頃の製品だろうなあ・・・。
 もう、ほとんどペンタプリズムのあたりは、錆びがきて往年の面影はないのであるが、なんだかんだと言いながらこれだけは、カメラの出入りが激しい我が家にあっては、珍しく現在まで残っている。
先日、ソニーからαシステムのデジタル一眼レフがでたのを、新聞記事で知った。
 ミノルタは、去年か一昨年、コニカミノルタになり、今年3月でカメラ事業から撤退した。時代の流れを象徴するような変遷である。
ソニーの新しい一眼レフのボディに赤く色鮮やかに刷り込めてられている α のロゴに、ミノルタの悲しさを感じる・・・