あっと驚く定期診察

 先週の木曜日13日 木曜日 定期診察に行ってきた。

 先月の定期診察以降、左の眼の調子があまり良くならず、ボヤーっと霧がかかった状態で パソコンの文字すらはっきりとは読めなくなり、新聞の文字など論外・・・見出しだけが読めるといった始末で・・ホント不自由な状態になったので、子供が病院まで連れってくれた。

 眼科は2カ月に1回となってたので、この調子の悪さは酷いので眼科外来に行って事情を話して、割り込ませてもらうように依頼して、血液検査へ。

 「今日は 15分ほど安静にしてもらってから採血しますので」といわれ、ベットのある採血室へ。
 ちょっと不安になり看護師に聞く
「何の検査?」
「・・・安静にして採らないと 正確な数値が測れない項目があるみたいで・・・」
と言われ、???。
 この採血がまたへたくそでねえ・・・・4回もトライされた・・。
 そのせいで 1時間近くかかったここで・・・。

 急ぎ眼科に帰ると・・
「診察してくれるそうですから、少し待ってください」
と言われ 1時間ほど待つも 呼ばれないので
 「ちょっと先に内科に行ってきますから」と言って内科へ行く。

 血液内科は 待つこともあまりなく診察
「先生、安静しないといけないと採れない血液検査って何ですか?」と聞くと
「えっ、僕はそんな依頼出してないよ。いつも通りの検査を・・・」と言いながらも、電子カルテを見てくれた。
「ああ・・、別の先生の依頼だね・・・。これはサルコイドウシスが血圧の変動に影響しているかどうか調べる検査だね。安静にしてないと・・・正確に測れないからなあ。この検査は、外に出しているから1週間以上かかるよ」と。

「クレアチニンは少し下がったから・・・こちらの方は・・」
ということで、いつもの薬を出してもらい、あわてて眼科へ。
すでにこの時、12時近くになっており珍しく時間がキツキツに流れ・・・。

 視力検査室で視力を測り診察を待つも1時近くになっても呼ばれないので、眼科外来受付に行って
 「診察まだなんですよ。1時半からMRIと続いて頸動脈のエコーが入っているので、向こうに連絡してくれませんかね?遅れるかもしれないからと」
 と言うと、受付のおばさんがあわてて、先生に聞きに行ってくれて、少したって戻ってくると
「 今日は 午後から何人か患者さんの診察予定が入っているから、先に検査へ行ってきてください、とのことです。」

 でMRI.
  頭部から胸部にかけて撮り、その後頸動脈エコー検査へ。

エコー検査の先生が
 「首の両側を見ますから・・・まず左から」と言って 仰向けに寝た私の首の左側から診はじめた。
 ところがこれが長い・・・延々と診ている感じで。とうとう痺れを切らして
「先生、大丈夫なんでしょうか?」と聞くと
「・・・じっくり診てるからねえ・・・」と言うので、延々と待つ。
だいぶたって
「じゃあ右」
 また、時間かかるのかとうんざりしていたら、5分もたたずに終わった。

「先生どうなんでしょう?」
「詳しいこととか・・というのは、診察の時に聞いてもらわないといけないんだけど・・。」と言いながらも、説明してくれた。
 これが・・ねえ・・・あっと驚くようなことだった。

「左の鎖骨の奥深い所にある血管が詰まっているか?極端に狭くなってあまり血が流れていないようですね。はっきり見るには造影剤を入れないとわからないんだけどね。
 これが左手に血液を送っているんだけどこんな血流では左手は機能しないので・・・。エコーで見たら、脳に送っている血管のうち1本が逆流して左手に血液を送っている。だから 左手の血圧だけが異常に低い。とはいっても生活に支障をきたさないぐらいの機能はあるわけで・・・握力なんかは低いだろうがね。詰まっている血管を広げたりすることもできるけど・・・首から上の血管が詰まったり狭窄しているわけじゃないからねえ・・。極端にいえば、詰まってても・・脳に送っている血管が変わりをやってくれてるから・・・。それに年齢的なこともあるし・・。またそれは、先生に聞いてください。ただ、無理な左手に負担がかかる運動はしないでください。頭に送っている血管に負担がかかるから。」と。

 ビックリでした。驚きました。左手に送る血管が詰まっているうえに、それを補うために頭に送る血管の血液が頭から逆流して左手に血液を送ってたなんて・・・・驚きです!。

 そういや血液検査で左手からは採れないし、入院してた時左手の血圧がない・・なんて大騒ぎしたことあったけど・・・結局これだったのね。原因が。だけど・・、これは相当前からなんじゃないのだろうか・・・気がつかなかっただけで。
 第一 普通血圧測る時、病院では一般的には右でしょう? それに 両手の血圧測るなんてことないから、かりに左で計ってもわからんよねえ。リスト式血圧計は左で計るようになっているから、それもこの前から家で毎日測りだしてそのうえその数値が100切ってたからわかったわけで・・・・。ホントびっくり。
 来週、診察なのでどういうことになるか・・・。

 それから、取って返して眼科へ。時計を見ると2時半を周っていた。エコー検査だけで、こ1時間かっている。眼科へ帰るとすぐ呼ばれる。

「左目の調子が悪く、ピントも合わないし霧がかかったようになっているにですが・・・7月まではピントもあってたし視界もクリアだったんだすけど・・・先月診察来た時に、状態に変化はない、と言われたんですけど・・・何とかなりませんか」
「視力検査は 左目 1.2でてるんだけどねえ・・・。・・まあそのう・・白内障は確かにすすんでるし・・仮にはくないしょうの手術をいまして・・・というのは・・炎症を起こしたところがひっついているから、それをはがして・・ということになると、それをはがすときに、また炎症が起きるから・・・・・よほど見えにくくなって。。の方がいいと思うのだが。」
「前の病院で、一時リンデロンをもらってたことがあるのですが・・・」
「リンデロン・・ねえ。。今の状態でリンデロンを使うのはよくないとおもう。」
「では、結局 今の状態でだましだまし行くしかなということですか?」
「そう・・・だね。」

 ということで、現在の目の状態を確認してもらうのがせいいっぱいで・・・。

 やはり歳とともに、目は現状維持すら難しくなっているのかなあ。

 しかし今回の定期診察は、3時までびっしり時間に追われ、途中でご飯も食べる暇もないなんてあまり記憶
にない1日でした。

▲血液検査の結果
 白血球 9900 クレアチニン1.68 尿酸値 5.9