晩秋

 先週、定期診察。
やっと山も色づき始め・・・・・、近頃は11月の声を聞いても秋らしくなくなって、以前にまして季節の区切りがなくなったような気がするのだが・・・大学病院の構内もまだ、そんなには色の変化もなく。。
 血液検査の数値も大変わりはなく、高値安定。。
定期診察に来て、数値を確認することで、ひとつの安心感がある。と最近は思えるようになってきた。
現状維持さえできてれば・・・・と

▲血液検査の結果
 クレアチニン 1.5 BUN19  尿酸値 8.5

★馬の話
カワカミプリンセスが引退するそうだ。
牝馬6歳

このブログの2006年秋 エリザベス女王杯のときにも書いた馬である。
無敗のオークス馬。
デビュー以来、秋華賞まで負けなし、エリザベス女王杯で一着降着。それ以降一度も勝つことなく3年・・明日引退するそうだ。
私は、この馬のことが好きで、あの一着降着の時、ずいぶんJRAの裁定に憤慨したもので、すぐに引退繁殖したらいいのに・・と思ったのだが、あにはからんや彼女はその後三年間も走り続けた。

 人間一度挫折したり、躓いたらなかなかもとの所まで戻るのは大変しんどいもの。病気だって同じで・・・。
馬にそういう思いがあるのかどうかわからないけれど、あれは私から見たら完璧な一着で、本人(馬)だって生まれつきの競走馬だから、そう思ったに違いない。が意に反して13着になった。人間だったら間違いなくクサル・・と思う。それでも3年・・・走らされた。彼女には繁殖に上がって、よい子を送り出してもらいたいと思う。
 本とは、あの降着の時点で引退してもらいたかったけど・・・。

 今年、同じようにブエナビスタが、秋華賞2着で降着になった。カワカミプリンセスの時とは全然違うけど、これでこの馬も痕を引くなあ・・と思ったら、いろいろな見方はあるけれど エリザベス女王杯で想像したとおり敗れた。

 なかなか復活するのは難しい・・・・ものである。。