「あるき遍路」バスツアー

移植して退院できたら、「遍路」に行こう と思ってたのだけれど、なかなか体調の方が安定せずのびのびになっていた。
 が、急に親父が死んで・・・やっぱり思い切って回ってみよう・・・と。
どうせ回るなら、歩きたいなあ・・と漠然と思ってたのだけれど、歩いて回るとなると、2ヶ月近くかかるらしい。帯状疱疹で頭ずたずた顔もずたずたでは、ちょっとなあ・・・と、
 で、ふと目に留まったのが
 「あるき遍路」バスツアー  なるもの。
 せとうちバス が主催しているツアーなのだけれど、主に日帰りで、出発地点まで送ってもらって、1日の歩きの最後の地点から バスで戻ってくるというもので、
 「ああ、これならいいや」と 参加申し込みをして
 昨日 12日に 1回目 行ってきた。
 右目と頭は ちくちく痛んでいるものの、
 「行けば何とかなるさ・・・」
 と 眠い目をこすりながら、バスに拾ってもらうインターの指定場所へ行く。
 行程は 一番霊山寺から歩き始め、二番極楽寺、三番金泉寺、番外 愛染院、四番大日寺、 五百羅漢を経由して五番地蔵寺、そして次回のジョイント地点 小柿遍路休憩所まで 14.5k 歩いて そこからバスで帰るという流れ。
 遍路に行こうと 前から思ってたのだけど、遍路用品など全然準備してなかった。一番でそろえればいいか・・と 思いつつバスに乗車。
 タイミングがいいというかなんと言うか・・・インターから乗ったのは、私だけで、そのせいか座席は一番後ろ。ところが隣に座ってた人が、このツアーを企画したバス会社の人で・・・
 「全然、用意してないんですよ」と私が言うと
 いろいろ、遍路用品とか納経帳とか軸も手配してくれ、バスの中で全てそろえてしまった。
 この人は、この一回目と4回目の八十八箇所中最も難所と言われる 十二番焼山寺参りは、参加してサポートしてくれるんだとか・・で
 で 一番霊山寺から あるき遍路 をはじめました。
ryousanzi
 境内には桜も残り、気温は暑くも無く寒くも無くで・・春に周り始めするのは 本当にいい。
 本堂で お経を上げ、大師堂であげ、2回あげるというのも、初めて知りました。
 
hennromiti
 昔ながらの 田んぼの間の遍路道をのどかに歩いていく
zizouzi
五百羅漢から 地蔵寺へ降りる道・・・
kogaki
今日の歩きの最終地点 小柿遍路休憩所にて
 14.5k 完走
▲ でも今日は、案の定足が痛い・・・