選挙のこと・・・・

選挙・・この衆議院選挙となると、おぼろげながら苦笑しつつも思い出す。平成15年の衆議院選挙、ほぼ2年前の11月だったと思う。
 たしか、大学病院に転院して2,3ヶ月の頃だったと思うのだが、生まれて初めて病院で不在者投票をした。あれは、事前に(確か投票日よりだいぶ前に) 看護師長が、病院で不在者投票をするかどうか、患者ひとりひとりに聞きに来て、私は、不在者投票をする方を選んだ。不在者投票を選んだのは、病棟の私の居たフロアでは数えるほどだったような記憶がある。不在者投票といっても、病院でするので、ちょっと一般的な不在者投票ではないわなあ・・・・。
 かれこれ、一年近く大学病院に居たわけなんだけど、その間に2,3選挙があったような記憶があるんだけど、選挙に行ったのはこれっきりで、その後の選挙は病院ではしてない。
 この時、化学治療の真っ最中で、白血球も相当下がっていたはずなんだけど投票に行っている。
 考えてみれば、明日がどうなるかわからない身の上で、その時よく選挙する気になったなあと不思議で、自分でもいささか理解できないところ・・・・・。今日、すると決めて今日投票できるというシステムじゃなく、事前に投票するかどうか決めなければならないシステムで投票する事にしてたのだから、無意識に自分はその時まで生きてるし、将来的にも生きるんだと思ってたことになるのか?と今更ながら、不思議でしょうがない。
 まあ、能天気といえば能天気だったかもしれないが、病気と闘うにはこの能天気さも必要なかもしれない・・・・・・・。
 おかしくもあり不思議なお話なんだけど・・・・

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