歩き遍路 回顧 その2

PETの結果を聞きほっとしたこともあり、3月の彼岸に歩きに行く。
高知市内は 、日帰りで行けるだろうということで、今回は 28番大日寺~30番善楽寺まで歩くことにした。
3月21日(土) 朝一番の土讃線、5時半阿波池田発の普通列車に乗る。これ2回目。
前回2月は、ほとんど真っ暗だったのだけど、今回は途中から明るくなる。
この便は4両編成だけど、前回もそうだったけど途中まで、私一人。つくづくJRはすごいなあ・・と思う。人が増えてくるのは 土佐山田ぐらいからだから、全行程の3分の2は、数えるぐらいだろうな・・いつも、たぶん。
大歩危のホームの桜が咲いていて・・・もう咲いているのか?と、少しびっくり・・山なのになあ。。
橋の上にホームがある土佐北川。前回はまだ薄暗かったので、あらためてパチリ。

右が乗ってきた列車。人影がないのがわかる。
 新改駅のスイッチバックも動画で、前の車両から撮影

 高知県の88箇所のお寺は他と比べて少なく、16寺しかないのだけど、地図を見ればわかるように四国の片側の辺の端から端まであるから、寺の間が遠い。だけど高知市の周りだけは 比較的距離が短く引っ付いているので、今回は日帰りができるだろうと・・・思い。
 この日も快晴で暖かった。

28番大日寺の参道は取ってつけたような道で、見つけてびっくり。参道と言うより階段で、階段というより大きな石だらけ。


ここの納経所は綺麗。。
納経所の綺麗なところが多い・・が、訪れるほうから見るとそれがいいのか?どうかは??と思うことも多いけど、そこで生活するとなると古いままというのも・・・不便かなあと思ってしまう。
この日は団体が多くて、私がその流れの最後だったみたいで、私の後にお坊さんの知人がきたみたいで、私越しに
「朝からずーっと、書きっぱなし・・よ。やっと一息・・。連休になると違うなあ・・やっぱし」と、右手首を振りながら話しているので、お坊さんの顔を見ながら思わずニヤリとしてしまった。。
29番国分寺へは、物部川を渡り、田んぼの真ん中を横切っていく。

土佐山田の松本というところで、大師堂と遍路小屋を兼ねたお堂が新築されており、地域の人たちがお接待してくれていた。
「お彼岸だから、おはぎ!」とご馳走していただいた。ここには山桜もあり綺麗だったけど、道々あまり桜を見なかったので聞くと
「この辺は、山桜しかないからねえ・・」といともかんたんに流されてしまった。意外と平地にはないんだよなあ、桜。

土讃線をまたぎ、南国市を少し北へ上がると国分寺。


境内には、枝垂桜が満開で、気持ちがよかったのだけど、本堂は工事中。
30番善楽寺へは、国分川を渡り高知市に入り、ひとやま越える。


善楽寺は土佐神社と接していて(高知はこのパターンがめちゃ多い気がする)裏から周ってきたような格好になったので、どっちがどっちかわからなくてまいった。土佐神社の参道の桜が綺麗で、参道に珍しいものを発見。
久しぶりに見た移動図書館。まだやってるんだなあ・・

善楽寺を真下に下り、土佐一宮駅から、帰ってくる。
歩いた距離 約22キロ。

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